11.ガラスの砂浜(長崎)
ガラスの砂浜とは、アサリなどの生物が生息できる環境を造成するため、長崎県と大村市が共同で取り組んだ環境事業の結果生まれた砂浜です。廃ガラスビンから製造した再生砂を用いて浅場を作り、アサリの住処を作ろうという計画なのだとか。ちなみに砂を手に取ってみると、ガラスがキラキラと光り綺麗です。
なお再生砂は角を丸くしてあり、基本的には安全に配慮していますが、まれに鋭いガラスも混ざっていますので、素足での立ち入りは危険です。見学の際はご注意下さい。
12.浮羽稲荷神社(福岡)
福岡県うきは市にある、城ヶ鼻公園内に鎮座する浮羽稲荷神社。標高約120mの位置にある本殿までは300段の階段が続いており、その上に91基の鳥居が建てられています。
本殿まで階段を登り切り、登ってきた道を振り返って見れば、そこには連なる朱い鳥居と筑後平野の絶景が広がります。鳥居の周囲には桜の木が植えられており、春には桜と鳥居のコラボレーション風景も楽しめますよ。
13.篠栗九大の森(福岡)
九州大学の敷地である「九州大学福岡演習林」の西端にあり、篠栗町と九州大学が共同で整備、管理を行っている森です。約17ヘクタールの森には、約50種の常緑広葉樹と約40種の落葉広葉樹が生育。中心にある蒲田池の周り約2kmが遊歩道となっており、自然を感じながら散策することができます。
コースの中でも見どころは、北口駐車場から徒歩5分ほどの場所にある「水辺の森」。池の中からそびえる落羽松(らくうしょう)が、幻想的な景色を作り出しています。なお時期によっては池の水が干上がってしまっていることがあるので、ぜひ水が張っている時期を狙って訪れてください。
14.大魚神社(佐賀)
佐賀県の太良町にある神社。3基の鳥居が有明海に浮かぶ、神秘的な光景がインスタグラムをはじめとするSNSで話題となりました。
太良町は”月の引力が見える町”と言われており、最大6mという日本最大級の干満差が見られるそう。そのため海に浮かぶ、というより海に沈むという表現がぴったりきそうですが、干潮時には鳥居をくぐることができますよ。