7.環境芸術の森(佐賀)
厳木町にある標高887mの作礼山の麓に位置する「環境芸術の森」は、約30haの私有林。敷地内には1万本以上のカエデやイチョウが植えられ、佐賀有数の紅葉の名所として知られています。
近年は、敷地内の「風遊山荘」にある漆のテーブルに、新緑や紅葉がリフレクションする光景が絶景だとして、インスタグラムを中心に話題。風遊山荘は新緑の季節である4月中旬〜6月中旬、そして紅葉の季節である11月に特別観覧を行なっています。
8.明礬(みょうばん)温泉
別府八湯のなかで最も標高が高いところにある温泉地。”湯の花小屋”とよばれる、わら葺きの三角屋根の小屋が点在しているのが特徴的で、鉄輪温泉とともに「別府の湯けむり・温泉地景観」として国の重要文化的景観に選定されています。
温泉にたっぷり浸かった後にいただきたいのが、名物の「地獄蒸しプリン」。温泉蒸気で蒸しあげたプリンのことで、地獄蒸しプリンの元祖である老舗旅館「岡本屋」の売店で販売する昔ながらの固めのプリンは、苦味が効いたカラメルと濃厚な味わいがくせになります。
9.都井岬(宮崎)
都井岬は宮崎県の最南端にある岬です。その敷地面積は約550ヘクタールで、なんと東京ドーム約110個分くらいの広さなんです。その敷地に、天然記念物にも指定されている「御崎馬(みさきうま)」が、ほぼ野生に近い状態で放し飼いにされており、自由に見学することができます。
遊歩道が整備されているコースなどもありますが、車でドライブしているだけで、馬に出会えるというのが最大のポイントです。
また、都井岬は絶景スポットとしても知られていて、宮崎県の観光雑誌の表紙になったり、郵便局が作成する切手の絵柄、郵便ハガキの絵柄に使われることがよくあります。
10.御船山楽園(佐賀)
鍋島茂義が狩野派の絵師を京都から招き、3年かけて造られた池泉回遊式庭園。東京ドーム10個分の広大な敷地では四季折々の花を楽しむことができ、とくに春のツツジが評判です。
20万本の色とりどりのつつじが、まるで絨毯を敷き詰めたように広がる絶景は多くの人を魅了。この時期にはSNSに多くの写真が投稿され、インスタ映えスポットとしても人気を集めています。また秋には”紅葉まつり”を開催。約4万坪の日本最大級の紅葉ライトアップは圧巻です。