自販機は前面が一部透明になっており、中に補充されている大量のオレンジを見ることができます。産地はアメリカ産とオーストラリア産だとか。
なお、2月に放送されたラジオ番組『森本毅郎・スタンバイ!』(TBSラジオ)に出演していたIJOOZ社員のお話によれば、およそ100キロのオレンジが入り、満杯で150杯ほど抽出できるそう。販売数が多い時には、“オレンジを1日3回補充することもある”と語っていました。
では、早速購入してみます。
商品は1種類なので、350円を支払ったらすぐに作り始める模様。現金のほか、各種キャッシュレス決済に対応していて、大きなタッチパネルで操作します。
また、画面には1億1,530万7,909という数字が表示されていました。これは「CUPS SOLD WORLDWIDE(世界中で売れたカップ数)」だそう。
支払いを済ますと、かすかに自販機内部で何かが動いている音がします。
どうやら4~5個のオレンジが内部の果汁絞り器に向かって移動し、絞られているようですが、その工程はほとんど見えず……。何が起こっているかは正直わかりません。
というわけで、完成までの45秒の間、取り出し口をじっと見つめていましたが、カップの上に出てきたパーツが妨げとなり、ジュースが注がれる工程もほぼ見えませんでした。
この点に関しては、エンタメ性でFeed ME Orangeに軍配が上がりそう。というのも、Feed ME Orangeの自販機は、オレンジを絞る過程が外からよく見える構造になっているんです。
なので、「こういうのって、絞ってるとこ見えるんでしょ?」というテンションでIJOOZを利用すると、「何も見えない……」とがっかりしちゃうかも?