しかし、アルコール依存症を告白し、依存症防止の啓蒙活動に取り組んでいる一方、自身の性犯罪については入籍報告の文面で触れていないことに疑問を抱く人も多いようで、「性犯罪をアルコール依存症にすりかえてなかったことにしてるのは嫌悪感」「結婚するのはおめでたいんだけど性犯罪者であることを思い出すと途端に心から祝えなくなる」などとネガティブな反応を示す人も。
また、「株式会社TOKIO」のポストに対しても、「公式アカウントでお祝いするとなると、彼が行った性加害を公式が許していることになるのでは?」「個人的に結婚を祝えばいい。公式アカウントで言うことじゃない」「被害者もいるのに、『幸せになってしまえ』ってSNSで言える感覚がヤバい。性犯罪のことは忘れたの?」などと、厳しい意見が相次いでいる。
「強制わいせつ事件の被害者の気持ちを考えれば、“無神経”なコメントだと、受け止めた人が多かったのでしょう。また、TOKIOを輩出したジャニーズ事務所といえば、昨年秋に創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題により社名や社内体制など、大きな変革を求められました。そのため、『公式からの発信は慎んでほしかった。元事務所から何を学んだの? 性犯罪は許されない』と、怒りの声も上がっています。リプライ(返信)欄などにも批判の声が続出している状態ですが、株式会社TOKIOの当該ポストは5日正午時点で削除されていません」(同)
とはいえ結婚自体はおめでたい話だけに、山口にはこれからも自身の罪と向き合いながら、かつての仲間や周囲の人々を大切にしていってほしいものだ。