口を開けば「めんどくさい」。「何が?」と訊いても、彼らから明確な答えが返ってくることはありません。仕事でも恋愛でも「めんどくさい」が口癖になっている人は、どんな心理で「めんどくさい」と口にするのでしょうか?彼らの性格や特徴、心理を暴いていきます。
聞くだけでイラっとする「めんどくさい」。この口癖は直る?
決していい響きではない口癖「めんどくさい」。何をするにも腰が重く、ネガティブな印象を与える言葉であることは確実です。
仕事でも恋愛でも、誰しも「めんどくさい」と感じる状況に遭遇することはありますが、めんどくさいが口癖の人は、「めんどくさい」と言う頻度が半端ではありません。
時には、思わず「何がそんなにめんどくさいの?」とツッコミたくなることすらあります。
客観的に見てめんどくさいにしろ、そうでないにしろ、「めんどくさい」が口癖の人には、性格だけでない、特徴的な心理が隠されています。
はたしてその心理とは?今回、「めんどくさい」が口癖の性格や特徴、そして隠された心理を暴いていきます。また、一見短所だらけの、彼らの長所についても触れていきます。性格の捉え方は一面的ではない…ということがわかりますよ。
めんどくさいが口癖の人の性格や特徴・心理1【行動力がない】
めんどくさいが口癖の人は、基本的に仕事でも恋愛でも、自ら率先して行動するパワーが湧いてきません。つまり、やる気がないのです。
仕事でやること盛りだくさんで、モチベーションを上げなければならないと思ってはいても、やる気がないので、つい出てくるセリフが「明日やればいいか」。
そう言い放っておいて、本当に明日にやり切ることはほぼありません。
ただ、裏を返せば楽観的で、何か問題が起こったとしても「なんとかなるさ」。いつまでもくよくよと悩むことがありません。
行動を起こさない分、「あの時こうしていたら…」「みんなどう思ってるの?」と考えること自体が無駄だと思っているのです。
見方によってはとても潔く、物事を引きずらない人と言えます。
めんどくさいが口癖の人の性格や特徴・心理2【努力したくない】
めんどくさいことはできるだけ誰もしたくないものですが、「めんどくさい」と堂々と公言する人たちは、とりわけその心理が強いと言えます。
とにかく楽がしたくて、努力することを敬遠しているのです。それはつまり、自分を甘やかすことに他なりません。自分に厳しくなれないと、めんどくさいと感じることすべて、避けて通ってしまいます。
このタイプは「めんどくさい」と一言発すれば、誰かがやってくれていた可能性が高いです。「めんどくさい」という言葉は、彼らにとって自分を甘やかす格好のカモフラージュなのです。
自分で何もしないから成功体験を積むことができず、「自分がやっても失敗するだけだ」と、失敗への恐怖心だけが大きくなってしまいます。彼らはその心理をカモフラージュするために、「めんどくさい」と言い続けるのです。
めんどくさいが口癖の人の性格や特徴・心理3【冷めている】
お気づきかと思いますが、「めんどくさい」が口癖の人は、基本テンションが高くなく、どこか冷めた雰囲気すら漂わせています。
そもそもテンションが上がって気分ノリノリの時に、「めんどくさい」と言う人なんてまずいませんよね。おもしろくない仕事や勉強に対して使うのはともかく、恋愛関係で言われてしまっては、相手もテンションが下がってしまいます。
本来楽しいはずの恋愛すらめんどくさいと感じるのなら、彼氏彼女としての付き合い方に問題が出てきます。それはそうですよね。一方は盛り上がっているのに、一方は冷めているなんて、こんな悲しい話はありません。
せめて、かなりの負のオーラをまとった「めんどくさい」という言葉を連発するのだけは、控えてほしいところです。