今年4月にSKY-HIさんのラジオ番組「DIVE TO THE NEW WORLD」にゲスト出演されていますよね。その後、どのような経緯で今回のコラボが決まったのでしょうか。

MIKOLAS:うん、最初の交流はSKY-HIからのインタビューだったね。でも、あれはただ“インタビュー”と言われて想像するような会話じゃなかった。アーティスト同士の交流だったからだと思うけど、僕も彼に質問しちゃったし、友達同士の会話みたいに感じたよ。会話の中で僕らの間には多くの共通点があると思えたんだ。

彼は音楽業界で自分のキャリアを築こうとタフな経験をしてきた人だし、他の仕事もしている。演奏するだけじゃなく、自らがクリエイターだ。同時に、スタジオにいると歌においてもプロフェッショナルなのがわかるし、歌を愛しているよね。彼の歌への愛が僕らふたりを繋げてくれたんだと思うよ。

SKY-HIさんとの楽曲製作はいかがでしたか。

MIKOLAS:いつも楽曲制作の作業中は、「ほんとに実現するのかな、うまくいくかな」という不安も感じる。でもSKY-HIとだと気が楽だったよ。ミュージシャンは時に他の人が書いた曲を演奏したり、誰かにプロデュースしてもらうこともあるけど、彼の場合はひとりでプロデューサー、作詞家、ボーカリスト、パフォーマーをこなす。僕も自分で作詞作曲することが多いから、ふたりでの作業はすごくスムーズだったんだ。

彼はすごい速さで曲を作るんだよ。今回だって僕の既存の楽曲をリメイクして、意味も響きも似た日本語を当ててくれたけど、それってすごく難しい仕事のはずなんだ。それをあんなに速く正確に成し遂げるなんて、僕にはマネできないと思う。とても感銘を受けたよ。