子ども用の銀行口座を開くときのポイント
子ども用の口座を作る場合、親が管理することはもちろん、将来的に子どもが管理することも踏まえて、両者にとって使いやすい金融機関を選ぶのがいいでしょう。
とくに地方銀行などは、引っ越しなどでエリアを離れてしまうと店舗をはじめATMなどの数が限られます。子どもが全国どこで暮らしても安心して利用できるよう、ネットワークが充実した大手都市銀行の口座を1つ持っておくといいでしょう。
また親と同じ銀行で開設すれば、インターネットによる振込手数料が無料になるケースが多く(同一銀行への振り込みが無料であることが多いため)、親からの送金や将来の仕送りなどにも便利です。
お年玉をはじめ、将来的に貯蓄のための口座として開設する場合は金利にも注目して、普通預金ではなく定期預金口座を開くという手もあります。
定期預金は一般的に普通預金よりも金利が高く、原則満期までお金を引き出したり、解約したりできないので確実にお金を貯める習慣を身に付けるのに便利でしょう。無理のない範囲で、5年、10年など満期を設定するといいでしょう。
子ども用口座をつくるときの注意点
未成年の子ども用に口座を作る場合、多くの銀行では親権者が代理で手続きをすることで、子ども名義の口座を開設することができます。子どもの本人確認書類のほか、親権者の本人確認書類などが必要です。
なお銀行口座の開設には、大きくわけて「専用アプリ(スマートフォン)」「インターネット(ホームページ)」「店頭(店舗)の窓口」の方法があります。店頭での手続きであれば、本人もしくは親権者が代理で申し込み可能ですが、アプリやインターネットの場合は銀行によって条件が異なるので注意しましょう。
子どもがお年玉をもらったら、お金のことを考えるきっかけに
子どもが学生のうちから銀行口座を持つなんて、早すぎるのでは?と考える人も多いでしょう。その一方で、金融庁が設置した「金融経済教育研究会」が公表する「金融リテラシー・マップ」では、小学生や中学生のうちから、最低限身につけるべきお金の知識(金融リテラシー)を設定しています。長い人生の中でお金について考えるとき、子どものうちから銀行口座を持つことは決して早くはないでしょう。
口座を開設したら終わり……ではなく、その後もお金を管理していくことを重視して、家族や子どもにとって利用しやすい銀行で開設してみてはいかがでしょうか。
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