バイエル薬品は、11月7日(木)・8日(金)の両日、丸ビル1階 マルキューブにて「体験型ボードゲームで学ぶ糖尿病と合併症 ~腎臓の声に耳を傾けよう~ in 丸の内」を開催。
同イベントは、糖尿病(ダイアベティス)と合併症に関する啓発活動の一環として、11月14日(木)の「World Diabetes Day(旧 世界糖尿病デー)」にちなんで実施される。
国民病ともいわれている糖尿病
厚生労働省の2016年「国民健康・栄養調査報告」によると、「糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)」「糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)」は、合わせて約2,000万人と推計されている。予備群を含めると、糖尿病は日本人の5~6人に1人が罹患している国民病といわれている病気だ。
一方、国立国際医療研究センターの糖尿病情報センターによると、適切な検査を受けず糖尿病であることに気づいていない人や、糖尿病と診断された後、受診を続けられず治療を中断する人も居ることが明らかに。身近な病気であるにも関わらず、あまり自分ゴト化されずに、罹患してしまってから後悔する人も多いのが現状だという。
高血糖が続くと起こる可能性がある糖尿病の合併症の一つに、糖尿病性腎症が挙げられ、糖尿病に合併した慢性腎臓病(CKD)といえるとのこと。糖尿病では検査値に異常が現れる前から腎臓に障害が起きているが、自覚症状がほとんどないため、気付かぬうちに進行してしまうという。
また、2022年12月31日(土)時点の日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況」によると、糖尿病性腎症は、新たに透析になった患者の原因疾患として約4割を占めているそう。糖尿病に罹患してから腎機能が低下するのは10~20年と長期に渡るため、早期に発見し対策を講じることが、進行の抑制や日常生活を送るうえでも重要だ。
体験型ボードゲームで楽しみながら学ぼう
今回、世界160カ国から10億人以上が参加する糖尿病の啓発の日である11月14日(木)の「World Diabetes Day」にちなみ、11月7日(木)・8日(金)に「体験型ボードゲームで学ぶ糖尿病と合併症 ~腎臓の声に耳を傾けよう~ in 丸の内」を開催。