自己受容の方法⑤:やりたいことをやる
勇気をもって、やりたくないことはやめ、やりたいことをやり、言いたいことを言ってみましょう。我慢をすることは、本当の自分を押さえつけ、自己価値を下げていってしまいます。相手に何か傷つくことを言われたら、我慢せず傷ついた、悲しいと言いましょう。
周りに気を使ったり、「こうするべきではない」と思って我慢してきたことを、思い切ってやってみましょう。自分の気持ちを優先することで、自分で自分を認め、味方になることで安心感を得られます。いざやってみると、周りの人もありのままのあなたを受け入れてくれて、今まで我慢していたのは何だったんだろう、と感じるはずです。
自己受容の方法⑥:未来の不安を受け入れる
自己受容するためには、保身のために自分を否定し、思い切り楽しむことにブレーキをかけたり、リスクを回避しようとするのをやめましょう。自分がありのまま、やりたいことをやったとき、もしかしたら失敗するかもしれませんし、周りから笑われるかもしれない、何か損をするかもしれません。
でも、何かで補おうとしても、その不安を埋められるものはありません。自分の中に不安があることを認め、失敗してもいいや、などと失うことに許可を出すことで、必要以上に不安になりすぎることがなくなります。
自己受容の方法⑦:ありのままの自分を表現してみる
良い部分も悪い部分も、ありのままの自分を外に表現する、つまり人に話すのはなかなか勇気がいることです。心理的に自分の弱い部分は人に見せたくないものですので、人に相談したり、カウンセリングを受ける勇気が出ない人も多いのではないでしょうか。
でも、特に自分の悪い部分、嫌な部分を思い切って話してみることで、自分自身がその部分を認めることができます。嫌われてしまうのではないか、などと不安になってしまうかもしれませんが、周りの人たちは意外とあなたのそんな部分にもう気づいていたりするので、悪い部分も含めてあなたを認め受け入れてくれます。
自己受容を習慣化して、楽しく生きよう
自己受容の意味や自己受容できない心理、自己受容をするために習慣化する方法を解説してきました。カウンセリングでよく使う「自己受容」は、ありのままの自分を受け入れることです。正しく自己受容ができるようになると、自分らしくいて良いと実感でき、人生がもっと楽に楽しくなります。また他人も正しく受け入れることができ、人間関係や恋愛も良い方向に向かうでしょう。
気づいていないだけで、周りの人たちはありのままのあなたを認めてくれています。慣れないうちは、自己受容をする方法はなかなか難しく感じたり、うまくできないかもしれませんが、焦る必要はありません。少しずつ、自分のペースで良いので、意識して自分自身の感情を観察してそれを認め、完璧でない自分を受け入れることを習慣化していきましょう。