『いますぐ痩せ見え!! -5kgコーデ』(はちみつコミックエッセイ)は、加齢や出産による体型の変化に悩む人に、「着痩せコーデ」を指南する実用系コミックエッセイ。

おかだゆりさん
おかだゆりさん
 著者のおかだゆりさん(@kinglilydesigner)は、柔道やレスリングに打ち込んできた元アスリート。「肩幅が広かったり、脚に筋肉が付いていても素敵に服を着こなしたい!」という思いから、中学生の頃から着痩せコーデを研究してきたといいます。

◆着痩せコーデに興味をもったワケ

 この記事では、本書からエピローグを紹介。おかださんのコーデ指南を受けて漫画も担当したきびのあやとらさんと、おかださんのお二人に、着痩せコーデに興味を持ったきっかけや、体型の変化に伴うファッションの悩みなどについて聞きました。

yasemie010
『いますぐ痩せ見え!! -5kgコーデ』より

yasemie011

yasemie012

yasemie013

yasemie014

yasemie015
◆ダイエットしなくてもオシャレを楽しめる?

『いますぐ痩せ見え!! -5kgコーデ』より(はちみつコミックエッセイ)
『いますぐ痩せ見え!! -5kgコーデ』より(はちみつコミックエッセイ)
――おかださんはInstagramで着痩せ情報を発信したり、着痩せに特化したブランド「KINGLILY」を立ち上げたりしていますが、そもそも着痩せコーデに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。

おかだゆり(以下、おかだ):私は元アスリートで、小・中学校は柔道、高校から27歳までレスリングをやっていたんです。普段はジャージか制服ばかりでオシャレを意識することが少なかったのですが、中学の校外学習で私服を着なければいけない機会がありました。その頃にはアスリートとして体ができ上がっており、肩幅に合わせると丈が長過ぎたり、お尻と太ももの太さに合わせるとウエストがガバガバになったりして、自分の体に合う服がなくてすごく困ったんです。そこから、私の着痩せコーデの研究がスタートしました。

周りのアスリートの女性たちも同じような悩みを抱えていて、「体を鍛えて夢を叶えようとしてる女性を美しく見せる服がないこと自体がおかしい」という思いがありました。大学時代に、「引退して、女性アスリートに特化したアパレルブランドがなかったら自分でやろう」と決めて、引退の翌年に28歳で服飾系の専門学校へ通って本格的に勉強するようになりました。