働く女性&子育て中のママにワクワクする情報をお届けする「PRIME」で、ステキなカフェをご紹介するコーナー「カフェさんぽ」。

第5回目は、世界の朝ごはんが食べられる店として人気の「WORLD BRAKFAST ALLDAY」オーナーで一級建築士でもある木村顕さんに、おすすめのカフェを教えていただきました。

ご紹介いただいたのは、文房具とオフィス用品の「コクヨ」が手がけるコンセプトショップ&カフェ「THINK OF THINGS」です。

老舗文具メーカー・コクヨが手掛けるおしゃれなカフェ

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

「THINK OF THINGS」は一見、雑貨店のような店構え。中に入るとコーヒーを提供するカウンターと、パンが並んだショーケース、その奥には、ここでしか手に入らないこだわりの文房具や雑貨がずらり。

客席の間は十分なスペースがとられ、外部の雑音が入らないゆったりとした空間を作っています。

「打ち合わせがしやすい雰囲気が気に入っています。新しくて使いやすい文房具と出会えるのも楽しみです」(木村顕さん)

老舗文具メーカー「コクヨ」の新しい試み

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

「THINK OF THINGS」のコンセプトを、コクヨの星剛さんにお聞きしました。

「コンセプトは『ワークとライフの境界を超える』ということです。コクヨは今年、創業115年の長い歴史がある会社です。みなさんは『コクヨ』と言えば、文具店で売られるノートやペンを連想することが多いと思いますが、オフィスに卸す事務用品や機器、家具を多く扱う会社なんです」(星剛さん)

今までコクヨは、あまり一般の生活者の方とは接点がなかったそう。

「でも働き方が多様になっている今、仕事と生活は切り分けられるものではないと感じています。コクヨもオフィスだけに目を向けるよりは、生活そのものを見ていきたい。これからはこうした直営のカフェを持ち、ここで色々な提案をしていけたらと思っています」(星剛さん)

「OBSCURA COFFEE ROASTERS」プロデュースのコーヒー

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

「THINK OF THINGS」のコーヒーは三軒茶屋「OBSCURA COFFEE ROASTERS(オブスキュラコーヒー ロースターズ)」がプロデュース。世界中のコーヒー農園で買い付けた高品質のコーヒーを味わえます。

焙煎も果実のようなフルーティーさを残した浅煎りから、甘さや濃厚さを全面に出した焙煎まで、それぞれの豆の状態を見極め、ベストな状態のコーヒーを提供。ストレートで飲むと、その個性豊かな味わいに驚かされます。

昔懐かしいコッペパンはこだわりの手作りパン

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

食事は、コッペパンに具材を詰めた惣菜パンと菓子パンを用意。都内で粉から手作りしている「ブレッドワークス」のパンです。

店内で揚げるコロッケや、タマゴ、鶏ささみを挟んだ長めのコッペパンと、餡とクリームチーズを挟んだ丸い菓子パンなどが、毎日5〜6種類ほど日替わりでショーケースに並びます。

パンの具材も、もちろん手作り。手作りの餡の素朴な甘さが、コクのあるクリームチーズとよく合います。コーヒーにもぴったりです。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

人気の惣菜パン「鶏ささみパン」は、ピリリと辛いスイートチリソースがアクセント。

おなじみの惣菜パンと思いきや、エスニックな味わいに驚かされます。ボリュームも見た目よりあり、1個でお腹が満たされます。

「THINK OF THINGS」の店名は「物事を考える」ということ

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

「アイデアを出したり、物事を考えるきっかけの場所になって欲しいと思っています」とコクヨの星剛さん。

そのために店内には「余白」のような、ゆとりのある空間をあえて作っているとのこと。この中庭もそんなスペースです。

コーヒーを飲みながら、ゆっくりと思いを巡らす、そんなときにはスマホではなくノートにペンを走らせたい。そんなことを思わせるようなカフェです。

<THINK OF THINGSの魅力まとめ>
1  魅力溢れるコクヨのオリジナル文具
2 個性豊かなコーヒーとコッペパン
3 ゆったりと仕事ができるカフェスペース