26位:長浜城/長浜城歴史博物館(長浜・湖北エリア)
“秀吉の出世城”とも呼ばれた長浜城址。戦国時代にこの地を治めていた浅井(あざい)氏攻めの功績で、織田信長から北近江を与えられた羽柴(豊臣)秀吉が初めて築いた居城です。
現在は一帯が豊(ほう)公園として整備されており、昭和58年(1983)に復興された城内部は歴史博物館として公開されています。秀吉と長浜に関連する歴史的資料が展示されているほか、秀吉と信長の家臣の一人・柴田勝家(しばたかついえ)と戦った賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いについての紹介も。
またお城の5階は展望フロアとなっており、琵琶湖をはじめ、竹生島や伊吹山の眺望を楽しめるほか、浅井氏との合戦の場「姉川古戦場」や「賤ヶ岳古戦場」も眺めることができます。絶景とともに戦国時代の雰囲気を味わってみては。
28位:都久夫須麻神社(長浜・湖北エリア)
琵琶湖に浮かぶ、神の棲む島「竹生島」に鎮座し、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)や宇賀福神(うがふくじん)などの四柱を祀ります。本殿は、豊臣秀頼(とよとみひでより)が京都・伏見桃山城の一部を移築したもので、国宝に指定されています。
本殿を参拝した後は、四柱のひとつで琵琶湖に棲むと伝わる「龍神」を祀る拝所で、「かわらけ投げ」をやってみましょう。かわらけという素焼きの小皿に願い事を書き、岩場に立つ鳥居に向けて投げ、見事鳥居をくぐれば願い事が叶うとされています。
このかわら投げの場所は、琵琶湖を一望できるビュースポットでもありますので、景色を楽しむのもお忘れなく。
28位:竹生島クルーズ/長浜港発(長浜・湖北エリア)
長浜港と竹生島を結ぶ観光汽船で、所要時間は約30分ほど。小さな船のため復路の船の乗船時間もあらかじめ決められており、竹生島の滞在時間は70分〜85分に設定されています(次便への振り替え乗船も可能)。
移動中はオープンデッキで琵琶湖や伊吹山の絶景を楽しむのもおすすめ。また船内で琵琶湖の歴史と竹生島についてのアナウンスも流れます。