22位:彦根城博物館(彦根エリア)
昭和62年(1987年)に、彦根市の市制50周年を記念して、彦根城表御殿跡地に、復元を兼ねて建てられた博物館です。
館内には彦根藩主井伊家に伝来した美術工芸品や古文書を中心に、甲冑・刀剣、茶道具、調度や書画など様々な品を展示。そして博物館の中央には、廃藩置県による取り壊しを免れた江戸時代の能舞台があり、毎年「彦根城能」や「狂言の集い」を開催しています。
24位:新町通り/近江商人の街並み(近江八幡エリア)
近江八幡駅の北方、約2km前後に渡って続く新町通り周辺は、国の重要伝統的建造物保存地域に選定されており、江戸時代末期から明治にかけて建築された商家が今も整然と残されています。周辺には、郷土資料館や、重要文化財の西川家住宅などの見どころも点在しています。
25位:八幡堀巡り(近江八幡エリア)
遊覧船でお堀をめぐる「八幡堀めぐり」。八幡山に豊臣秀次が城を築いたときに開かれた八幡堀は、びわ湖と接続することにより、湖上を行き交う船を寄港させ、物資や人を集め、城下を発展させました。
お堀は一時期荒廃していましたが、整備された現在は、屋形船に乗り、心地よい風を感じながら、白壁土蔵や石垣の景色など風情ある景色を眺めることができます。お堀の周りには桜の木や柳の木が植えられており、四季折々の景色も楽しめます。
26位:浮御堂(大津・湖南エリア)
琵琶湖に浮かぶ「満月寺 浮御堂(うきみどう)」は、琵琶湖を象徴する景色のひとつ。近江八景「堅田の落雁(かたたのらくがん)」としても知られており、この美しい景観は松尾芭蕉はじめ多くの歴史上の人物たちに愛されてきました。
平安時代、天台宗の高僧・源心僧都(げんしんそうず)が湖上安全と衆生済度を祈願し、一千体の阿弥陀仏を安置するために築いたのが起源とされています。現在の建物は昭和12年(1937年)に再建されたもの。昭和57年(1982年)にも修理が行われました。琵琶湖観光の途中に立ち寄って、参拝したいですね。