タレントの手越祐也が、ついに『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に復帰した。
手越は、10月13日放送の同番組へ4年ぶりに出演し、内村光良・宮川大輔とともに「世界で一番盛り上がるのは何祭り? in イタリア」という企画に挑戦。「ウナギ祭り」にて行われた「金のパラデッロレース(立ち漕ぎボートレース)」に参加し大きな話題となった。
今回、4年ぶりに番組復帰を果たした『イッテQ!』での活躍をベースとして、手越のバラエティタレントとしての魅力を、元テレビ局スタッフの筆者が再検証していきたい。
◆手越祐也というポジティブキャラは『イッテQ!』には不可欠
手越は今回、スタジオに呼ばれることはなく、VTR出演だけに留まった。
番組冒頭、内村と宮川は何も知らない手越にドッキリを仕掛ける形で番組出演を発表。この際、手越は「俺もう『イッテQ!』でられんの?」とジャブをかまし、内村からモザイクが掛かっているかもしれないとツッコまれると「最悪、それでも出してください」と気の利いたコメントを披露。この対応力の高さに、手越のバラエティタレントとしての凄みを再確認した。
手越は、旧ジャニーズ事務所からの独立に合わせ、それまで彼も人気を支える一端を担った『イッテQ!』を何の説明もなく降板することに。ファンや手越だけでなく、出演者やスタッフもどこか納得がいかない様子のまま番組を去ったように見えた。
いろいろあった手越が、独立以来の番組出演となれば不調でも不思議ではないが、久しぶりに会う内村と宮川に対して「俺、あん時より全然いまのほうがまだMAXっすよ」とチャラ男発言をかますハートの強さを見せた。この対応力の高さと、4年たっても変わらないポジティブキャラは見ていて気持ちの良いものだった。