住宅ローンを組むときのポイント
最後に、結婚のタイミングで住宅ローンを組むときのポイントについて見てみましょう。
共働き前提で借り入れない
結婚するタイミングでは「共働き」という家庭も多いかもしれませんが、ダブルインカムを想定して住宅ローンを組む場合には注意が必要です。結婚後は、妊娠出産のライフイベントや配偶者の病気など不測の事態が起きた場合に、収入が減ってしまう可能性もあります。
返済額には余裕をもって、「住宅ローンを借入限度額いっぱいまで借りない」「毎月の返済額を抑える」など工夫が必要です。
貯蓄と頭金のバランスを考える
住宅購入の際には、住宅購入資金の一部として頭金を支払うケースが多いでしょう。住宅ローンの借入額を抑えるため、頭金を多く充てすぎる人がいますがこれも注意が必要です。頭金を払い過ぎて貯蓄がなくなってしまうと、急な出費に困ってしまいます。
これに対し、頭金0円で住宅購入できる場合もありますが、毎月の返済額が高く、返済期間が長くなることで利息を多く支払うことにもつながるため、貯蓄と頭金のバランスを考えたいところです。
結婚のタイミングは、住宅購入を含めたライフプランをしっかり考えよう！
長い人生において「住まいを賃貸にするか、購入するか」は、多くの人が悩むところです。結婚のタイミングでマイホームを購入することにはメリットとともに注意点も生じますが、結婚を機に住宅購入を検討すること自体は決して早いことではないでしょう。
とくに住宅ローンの利用については、若いうちにその仕組みを知っておくことに損はありません。住まいについて悩んでいる人は、住宅ローンについてきちんと調べ、検討してみてはいかがでしょうか。
提供・UpU
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