女性が警視庁に被害を相談したことで事件が発覚したのだが、斉藤について、『許すことは絶対にできません』と話しているという。任意の調べに対して、斉藤は、『軽率な行為で、相手方や自分の家族に迷惑をかけたことを反省している』と話しているそうだから、行為そのものは否定していないようだ。
斉藤は、8月初めから突如、告知もないままレギュラー出演していた『ZIP!』(日テレ系)や、『ウイニング競馬』(テレ東系)などを欠席し、SNSの更新もストップしていた。
9月20日、所属事務所の吉本興業から、斉藤が体調不良により当面活動を休止することが発表され、その後、抱えているレギュラー番組を全て降板していた。
「活動休止発表のタイミングで、一部スポーツ紙がコンプライアンス上の問題と報じたが、すぐに記事は訂正されています。被害者のこともあり、今回の件は、箝口令が敷かれていましたが、活動休止発表前後に情報が漏れ伝わっていました」(スポーツ紙記者)
活動休止発表後、単なる体調不良による活動休止というわけではないという情報が流れたが、実際に、斉藤は持病の悪化のために入院をしていたそうだ。
「吉本内部でも知る人は限られていましたが、斉藤とともにトリオを組んでいるおたけと太田博久は、事前に状況を把握しており、警察沙汰になることを見越して『迷惑をかけるかもしれない』と関係先各所に謝罪をして回っていた。ジャンポケは斉藤以外の2人で続けていくという話も上がっています」(お笑い関係者)
文春は、この情報を秘かに掴み、斉藤を電話で直撃していた。
――斉藤さん、週刊文春です。
「あ~はい。斉藤です」
――斉藤さん、芸能界を引退されるんでしょうか?
「えぇ? いやいや芸能界引退なんて全然(ない)」
――先月からテレビを休まれている。
「僕、今、肺炎で入院してるんですよ」
――共演した、ある女性タレントさんが斉藤さんからの性被害を訴えていると聞きました。
「えぇ? そんな話が出てるんですか。どこからそんな話が?」
――斉藤さんだけジャンポケを抜けて、引退する?
「まったくそんなことないですよ。騎手の方が亡くなった件(編集部注・斉藤と親交があった角田大河騎手が21歳の若さで8月に亡くなった件)とかでネットでも色々言われてて……。全然そんな」