中世ファマグスタのシリア地区ネストリウス派地区に位置する南フランスゴシックの教会。

建設は4世紀。内壁の西側の壁には、この修道会の創始者の墓があるのだとか。

タナーズ モスク(Tenners Mosque)

フランスのゴシック、ビザンチン、アルメニアのスタイルの組み合わせ。オスマン帝国時代には小さなモスクとして使用されており、その歴史は15世紀。

カルメル会教会(Carmelites Church)

カルメル会修道士がキプロスに初めて来た 1226 年以来、14 世紀に至るまでカルメル山の聖母に捧げられたファマグスタの修道院。ゴシック様式で、教会の内壁は純粋なイタリア風のフレスコ画でデザインされていたそうです。

聖マリア アルメニア教会(St.Mary Armenian Church)

シリアとパレスチナに住んでいたアルメニア人が、初めてキプロスにやってきたのは1360 年だそう。この教会は独創的なスタイルのため、今やキプロスにおけるアルメニア人存在の記念碑とみなされているそうですよ。アルメニア人は中世、ファマグスタに大司教区、聖セルギオス教会、聖バルバラ教会、聖マリア教会を持っていましたが、今日まで残っているのはこの聖マリア教会のみ。

ポルタ・デル・マーレ(海の門)と聖アントニオ教会

ファマグスタの、元々の2つのメインエントランスのうちの 1つです。イタリア・ルネッサンススタイルで建設。

ライオンのレリーフがあります。

城壁に囲まれたファマグスタ旧市街の主だった建築を巡りました。旧市街内には、忘れ去られた名も無い中世の建築残骸が多く残っており、その数は200か所にも及ぶそうです。

北キプロスの行き方

日本からの直行便はないので、2通りの効率的な行き方をオススメします。

  • ①トルコ航空でイスタンブルを経由して北キプロス唯一の国際空港エルカン(ECN)へ
  • ②南キプロスのラルナカにある国際空港は、周辺各国から多くのフライトがあります。中東やEUを経由して南キプロスへ入国し、首都のニコシアから徒歩で北キプロスへ渡ることができます。