【攻撃的な人の心理的特徴③】本当は自信がない

攻撃的な人の心理的特徴の3つ目は、本当は自分に自信がない人が多い、ということです。

本当に自分に自信があって、心に余裕がある人というのは、男性でも女性でも他人を支配下に置く必要はありません。

スピリチュアル的にも良いエネルギーに満ち溢れていて、みんなの幸せを願うことができるのです。

それよりも、他の人と助け合って、よりみんなが豊かに幸せになることで、自分の幸せも増えていくことを良くわかっています。

ところが自分に自信がない人というのは、男性でも女性でも、自信がないということを、何か他のことで埋めようとします。

もともとはスピリチュアル的なパワーも弱かった人が多いのですが、努力の方向が間違えていたために、負のスピリチュアルパワーを溜め込んでしまったようです。

そして対人関係で自信のなさを埋めようとするときには、他人を心理的に支配下に置くことで、埋めようとするのです。

心理的に誰かを支配下に置くためには、やはり徹底的に攻撃をして、相手の気持ちを削ぐことが一番簡単な方法になります。

だから攻撃的な人は、ターゲットを絞ると、その人を徹底的に攻撃するのです。

【攻撃的な人の心理的特徴④】情緒不安定

攻撃的な人の心理的特徴の4つ目は、情緒が不安定な人もいます。

誰でも構わずに、上司や先輩など、自分の目上の人に対しても、攻撃して噛みついていくような性格の人は、情緒不安定だと思って間違いないでしょう。

特に女性の場合には、月経前症候群で情緒不安定になると、攻撃的になる人も多くいます。

また、失恋など、何か心理的にショックなことがあって、情緒が不安定になっている時に、他の人に対して攻撃的な態度を取ってしまう人もいますよね。

女性の月経前症候群の場合には、病気ではありませんがホルモンバランスなども関係してきます。

病院の婦人科や女性外来などで、月経前症候群を抑える軽い薬を処方してもらうこともできるので、月経前症候群のイライラや攻撃性があまり目に余る女性には受診を勧めてみた方がいいでしょう。

心理的なショックを受けて情緒不安定になっている人は、時間が経てば落ち着くので、温かい目で見守ってあげましょう。

攻撃的な性格になる病気もある!!

人に対して攻撃的な態度を取るのには、性格ではなく精神的な病気などの場合もあります。

病気の場合には、素人が対処しても、かえって病気が悪くなっていく場合もあります。

性格的に異常に攻撃的なところがある場合や、ある日突然、理由もないのに性格が攻撃的になってしまった場合などは、何らかの心の病気や脳の病気の可能性があるので、無理やり引っ張っていってでも病院へ連れて行く必要があります。

攻撃的な性格になる病気には次のようなものがあります。

  • うつ病
    うつ病は落ち込む病気なので、攻撃的になるイメージはありませんよね。しかし、疲労と焦りからイライラして周りに当たり散らして攻撃的になる場合もあります。

  • 躁うつ病
    うつ病と混同しやすいのですが、意欲が低下してしまううつ病とは違い、脳の活動が低下する時と活発になりすぎる時と両極端に症状が現われるのが特徴です。躁状態の時に攻撃的になる人がいます。

  • 境界性人格障害
    信頼関係に対して見捨てられるのではないかという不安が強く、相手を必要以上に束縛したり支配したりする人格障害です。一見すると華やかで仕事もできる人が多いのですが、ターゲットにロックオンされてしまうと、とことん攻撃されるので心理的に疲弊してしまいます。

この他にも自己愛性人格障害や発達障害、初期の認知症などでも人に対して攻撃的になりやすい病気や障害があります。

何かおかしいと思ったら、性格だからと諦めるのではなく、病気を疑ってとにかく受診して専門家の診断を仰ぎましょう。