さとゆめとSTABLESが協働で取り組む、「まちのテーブルと地域をつなぐ」をコンセプトとしたプロジェクト「Sato alla Tavola(さとタボラ)」は、地域の生産者を訪ねるフィールドツアーとポップアップダイニングの企画・運営を開始した。

初回の舞台は、長野県・木曽町。11月22日(金)から2泊3日で、「さとタボラトリップ〜食とくらしの旅 vol.0〜 長野県木曽町の森と発酵文化を楽しむ」を実施する。

「さとタボラ」について

「さとタボラ」では、実際に地域に足を運び、そこで出会ったつくり手の人々の想いや食材に関するストーリーを見つけ、食事やイベント、読み物をプロデュースしている。

5月の始動からこれまでに3つの地域を巡り、地場の食材を使ったオリジナルメニューの開発・提供や生産者との交流食事会、産地直送マルシェなどを、STABLESが運営する「800°DEGREES」店舗にて定期開催してきた。

そしてこのたび、街で食卓を囲む人々に地域の食材・人・暮らしをより近く、直接感じてもらいたいなどの思いから、生産者や地域を訪ねるフィールドツアー「さとタボラトリップ〜食とくらしの旅〜」を始める。

長野県・木曽町へ行くツアー


「さとタボラトリップ〜食とくらしの旅 vol.0〜 長野県木曽町の森と発酵文化を楽しむ」では、発酵食文化が暮らしに根付く木曽町の食文化を支えるつくり手を訪問し、発酵食づくりや、森や自然の中での体験などができるフィールドツアーをトライアル開催する。



ツアーの中では、地元の宿・栄養士によるオリジナルメニューの夕飯のほか、町内の素材を使ったさとタボラスペシャルメニューをシェフ、参加者、地元の人々と共に作り、食べるポップアップダイニングも実施される。


また、同町独自の食文化のひとつ、赤かぶの葉を使った乳酸発酵による無塩の漬物「すんき漬け」を地元の名人から学びながら共に漬ける体験を用意。すんきの漬け込みは11月の風物詩なのだそう。