大ヒットの代表曲から最新曲まで披露

ステージに風船付きのピアノが現れると、「この曲を知ってるなら歌ってね!知らなくても歌って!声は出せるでしょ!」と呼びかけ、彼女の大ヒット楽曲のひとつ「2002」へ。YouTubeでMVが8.8億回再生(9月現在)されているこの楽曲が始まると大きな歓声が上がり、会場中が声を合わせて歌った。

「次の曲ではみんなの助けがいるんだ」と話すアンは、ファンから借りたカウボーイハットを被り、「UNHEALTHY」を披露。西部劇風のMVも特徴的な楽曲だ。アンの指示どおり、帽子や先ほど拾った金銀のテープを回して楽しむ観客たち。それに合わせ、アンも「ヒーハー!」とカウガールのように楽しんでいた。

大盛り上がりを受けて「ジムに通わなきゃいけないな、(帽子を振り回して)めちゃくちゃ疲れたわ」と笑いながらハットをファンに返したアンは、さらに「最新曲いくよ!」と先月にリリースされたばかりの「Cry Baby」(Clean Bandit、David Guettaとのコラボ楽曲)を披露。歌詞に合わせた泣き真似の仕草で再びファンの「可愛い!」を浴びた。

Credit: Kazumichi Kokei

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座ってリラックスする一幕も

「ちょっと疲れたよね、座ろうかな」とステージのセットに腰をかけると、ここからはしばらくリラックスした楽曲のコーナーに投入。とはいえ「Then」では火花がステージ頭上から噴き出すエモーショナルな演出が行われ、“熱いステージ”であったことは間違いない。

続いてはナイル・ホーランとのコラボ楽曲「Our Song」。しっとりと会場に沁み渡るこの曲は、夕暮れのような背景の映像によく映えた。さらにリラックスした「Don’t Leave Me Alone」のイントロへ続くが、この楽曲はサビで爆発的に盛り上がる側面も。サビ前でアンは「いち!に!さん!し!」と日本語でカウントし、会場を盛り上げた。

Credit: Kazumichi Kokei

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