2021年も注目のカリスマストリートブランドをランキングします。よく知られているあのブランドや、まだあまり知られていないストリートブランド、それから意外と知らない有名ストリートブランドのあの話まで、読むだけであなたも街のお洒落さん間違い無しです。
話題のストリートブランドをチェックして、流行に乗ろう!
皆さんはどんなファッションが好きですか? モード系やアメカジ系、古着系にゴスロリ系など、いろいろな系統のファッションが街には溢れています。そして毎年新しいファッションが生まれてくるのですが、そんな目まぐるしいファッション界の中でも、いつだって流行の中心にあるのがストリート系ファッションです。
ストリート系ファッションは、その時のリアルな若者達の感覚がストレートに反映する、お洒落で楽で、決して無理の無い日常着です。そしてストリートファッションは、服装だけで無く、音楽やアートシーンもリードする生活の全てに結びつく若者達の生活の一部です。そんなストリートファッションを誰よりもお洒落に着こなして、毎日をお洒落でクールにかっこよく過ごしましょう。
今回は、そんなストリート系ファッションのブランドをご紹介する「ストリートブランドおすすめ人気ランキング15選」をお伝えします。定番のストリート系ブランドから、憧れのカリスマストリート系ブランドまで、ストリート系ブランドの事がバッチリ分かっちゃうお役立ちの情報です。
これであなたも、次世代のストリートヒーローになること間違いありません。
ストリート系ファッションって何?
ストリートファッションのお洒落さん達でも、意外と知らないのがストリートファッションの成り立ちです。では、ストリートファッションって何なのか、ちょっとだけご紹介します。まず、ストリートファッションって言うのは、その時代の流行の最先端なのですが、その時代の「流行」の作り方には二つの方向性があるのです。
一つは「モード系」ファッションと呼ばれるファッションショー等から発信されるファッションです。
もう一方は「ストリート系」ファッションと呼ばれる実際に街で着られているファッションのことです。
モード系の発信する流行
それではまず、ファッションショーなどからデザイナーが発信する流行、「モード系」ファッションという「流行」について説明します。
こちらの流行は、服を売るデパートの要請やマーケティングなどの結果から、その年のカラーや流行があらかじめ決められていて、それに合わせて各デザイナーがアレンジした服がその年の流行として、ファッションショーを通して紹介されます。
ですから「モード系」というファッションは、実際に生活する人達の流行というよりは、ファッション業界の要請が強く反映された、ファッションという産業から発信する流行ということになります。
ストリート系の発信する流行
もう一方のストリートファッションの発信する「流行」は、現在の流行の音楽やアートを反映して、実際に生活する人達の要請から発信された「流行」という事になります。
例えば、映画「トップガン」が流行ったときに、トムクルーズが着用していた「MA-1」が流行りましたが、このような映画の影響によって始まった「流行」がストリート系ファッションの「流行」という事になります。
他のも例を挙げるならハイテクバスケットシューズで人気を博した「NIKE」の「エアマックス」の流行などを上げることが出来ます。
つまりストリート系ファッションとは、本来は「モード系」ファッションと対局になる「流行」として考えられていました。しかし現在は、カリスマストリート系ブランドなどからの発信される「流行」の影響から「モード系」ファッションとの「流行」の違いの差別化は少なくなっています。
定番ストリートブランドランキングTOP15
【第1位】Supreme(シュプリーム)
「Supreme」(シュプリーム )は言わずと知れたニューヨーク発祥のカリスマストリート系ファッションの横綱、カリスマストリート系ブランドの王者でしょう。ブランド力があり、「Supreme」のロゴが付くだけでどんな安い服の値段も跳ね上がります。
ストリート系スポーツブランドや、アウトドアスポーツブランドのコラボレーションで「Supreme」のロゴを付けた「ダブルネーム」のロゴ入りパーカーなどが限定で販売されたりします。また、有名ミュージシャンとのコラボレーションなどでメディアのあっちこっちで見かけます。そういったメディア戦力で、ブランド力知名度もバツグンなので、ロゴ入りパーカーを着ているだけで一目置かれます。もちろん、値段の高いことでも有名ですので、リラックスしたストリート系ファッションといえども決して安いイメージは持たれません。
近年では、お金持ちのお笑い芸人がこぞって「Supreme」のロゴ入りのパーカーや服、シューズを着用しています。そのためにお洒落な服のイメージを、金に物を言わせたお笑い芸人達が引き下げているという悪批判も出ています。
【第2位】stussy(ステューシー)
「stussy」(ステューシー)は、南カリフォルニアが発祥のカリスマストリート系ブランドです。スケーター系には圧倒的に人気のブランドで、南カリフォルニアならではの開放的な空気とセンスを持ったメンズ・レディースを扱うストリート系ブランドです。
スケーター系のブランドと言うことで、動きやすくゆったりとしたパーカースタイルが特徴で、クラブなどのダンサーも好んでロゴ入りパーカーを着ています。「街のお洒落なカリスマダンサーがstussyのロゴ入りパーカーを着ているから自分もロゴ入りパーカー着てみたい!」なんて気持ちになるのかもしれません。
お値段も決して安いとは言えませんが、さすがに「Supreme」等と比べると、格段に安いのでお求めやすいストリート系ブランドの普段着の服として買えます。メンズ・レディースともに定番物としての人気もあり、癖の無い着回しやすいストリート系ブランドです。
【第3位】A BATHING APE(アベイシングエイプ)
「A BATHING APE」(ア ベイシング エイプ)は、90年代のストリートファッションのカリスマ、NIGO氏が立ち上げたメンズ・レディースを扱うストリート系ブランドです。NIGO氏は当時「ホットドッグプレス」や、「POPEYE」等のファッション雑誌でファッションライターとして活躍していました。「裏原宿系」の産みの親とも呼ばれる人物です。
「A BATHING APE」は、登場とともにファッション業界でも注目を浴び、カリスマストリート系ブランドとしての地位をアッという間に手に入れました。以後は、大物アーティストとのコラボレーションや、「APE SOUNDS」「(B)APE SOUNDS」等の音楽レーベルの発表、コンドームブランド「BAPER CAP」などの発売で、ストリート系の少年少女達の生活の隅々まで浸透していきます。
最近では、「BAPE KIDS」という子供服も展開していて、決して安いとは言えないブランドで有りながら「A BATHING APE」大好きなストリート系お父さん、お母さんが子供に「A BATHING APE」のパーカーを喜んで着せているという状態です。まさにストリート系の若者の「ゆりかごから墓場まで」を体現するカリスマストリート系ブランドの王様と言えるでしょう。
【第4位】X-LARGE(エクストララージ)
日本のストリート系のゴリラが「A BATHING APE」なら、ロサンジェルス発のストリート系のゴリラが「X-LARGE」(エクストララージ)です。どちらもモノクロのゴリラのロゴを採用しているので一見見間違う人も沢山いますが、ストリート系の若者で見間違うのは絶対にタブーです。
ロサンジェルスのストリートアートの影響を強く受けて誕生した「X-LARGE」は、ヒップホップダンサーやグラフィティーアーティスト等のアーティスト志望の若者に人気で、メンズ・レディースともにカリスマファッションブランドとして君臨し続けています。
ファッションブランドとしてのコラボレーションでは、時計メーカー「G-SHOCK」とのコラボレーションが人気で、毎年新しいモデルはプレミアが付く人気となるので安い内にチェックしておきましょう。
【第5位】SANTASTIC!(サンタスティック)
「SANTASTIC!」(サンタスティック!)は、漫画家の井上三太氏が手がけるストリート系ブランドです。井上三太氏は、架空の東京を舞台にしたスタイリッシュでお洒落な漫画「TOKYO TRIBE」で人気を博し、日本のストリート系の若者の圧倒的に支持されました。そして、その漫画の世界観を踏襲したストリート系ブランドを立ち上げ注目を浴びています。まさに、ストリート系ファッションの本来の意味での「流行」を体現した、若者の実生活を反映したブランドと言えるでしょう。
シンプルな黒字に「SARU」のロゴ入りTシャツやパーカーは、ブランドの看板といえるほどの人気です。このロゴ入りTシャツやパーカーを着ているだけで「お、SANTASTIC!のロゴ入りパーカーじゃん、おれもあの漫画好きなんだよね」という感じで、初対面の若者達がコミュニケーションの輪を広げていきます。知る人ぞ知るブランドですから、少量生産で決して安いというブランドではありませんが、メンズ・レディースともに人気があります。