12. 江之浦測候所
かつて蜜柑畑だった場所に、現代美術作家・杉本博司が構想・設計を手がけた「江之浦測候所」があります。美術品鑑賞のためのギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園、門、待合棟などから構成されていて、古代から近代までのは継承が困難になりつつある伝統工法を取り入れられているのが特徴。まるでタイムスリップしているかのような感覚が体験できる屋外美術館となっています。
中でも見どころは、野外の舞台となっている「光学硝子舞台」。清水寺の舞台にも使われている技術である檜の懸け造りの上に、光学ガラスが敷き詰められている作品です。背後には相模湾の海原が広がっていて、舞台が海に浮いているかのような絶景が楽しめますよ。
見学は日時指定の予約・入れ替え制となっており、見学日の2日前までに予約が必要です(チケットの決済方法によっては3日前の場合もあり)。公式サイトから予約をして訪れるようにしましょう。
13. 御幸の浜
小田原城から車で5分ほどの場所にある海岸。砂ではなく石の浜で、とてもきれいで景観の良い場所としても知られています。お天気が良い日には伊豆半島や三浦、房総半島も見渡せます。
近くには「かまぼこ通り」があり、食べ歩きにぴったりな揚げかまぼこやおでんなどが売っています。「かまぼこ通り」近くに車を停めて買い物や散策をして、海を眺めながらおでんなどを食べるのもおすすめですよ。