ベラルーシは本気である。国営放送が「トウキョウから来たサムライの失敗」と題した特別番組を放送したと新潮が報じている。
だがその中で、中西の上官で、情報提供していたとされる人物は、民間企業の社長で、
「私は会社としても個人としても、ベラルーシが言うような諜報機関との付き合いはありませんし、まったく関係ありません」といっているのだ。
中西は、この社長の別れた奥さんの兄なので、面識はあるそうだが、今では年に1,2回、LINEでやり取りするだけだという。
中西は、ベラルーシに住み始めて、ウクライナ国境に近い空港や鉄道の駅、橋といったインフラなどの写真を9000枚以上も撮影し、LINEを通じて日本へ送っていたそうだ。
実は、これが一番危ないのだ。特に軍事独裁国家は、空港、鉄道などの写真を撮られることを極端に嫌う。
こうしたインフラが戦争になれば「攻撃目標」となるからだ。このところ、中国でも日本人が拘束されるケースが増えているが、こうした国を旅行する場合、空港や鉄道、港などの写真を撮っていると、警備員が寄ってきて、時にはカメラごと没収されることがある。
最悪の場合は、逮捕、有罪判決が出ることさえあるのだ。
こうした国を旅するということは、日本の中を旅するのとはわけが違う。私がちょくちょく行っていた中国も今は、スパイ活動には神経を尖らせている。それは、今では軍事大国になって、機密保持がこれまで以上に厳しくなっているからであろう。
ベラルーシの中西を早急に解放してもらうために、日本政府はもっと積極的に働きかける必要がある。
さて、「交際ゼロ日婚」で結婚したカップルが、ほどなく別れるというケースはよくある。
一緒に暮らし始めたら、イビキがうるさい、カネを家に入れないなど、交際中は知らなかったことが出てきて幻滅するというのはよく聞く。
声優の平野綾(36)と俳優の谷口賢志(46)が連名で結婚を発表したのは今年の1月3日のことだったという。それからわずか8カ月。2人はすでに別居状態にあり、弁護士を通して離婚協議中であると文春が報じている。