飽き性って改善できるの?治し方はあるの?

ここまで飽き性な人の特徴についてみてきました。

とにかく興味関心の幅が広くて、次から次へと手を出しては中途半端に放り出してしまう飽き性な人に、今まで振り回されて困っている、という人も多いのではないでしょうか?!

この飽き性な性格を治す治し方、というのはいったい存在しているのでしょうか?!

残念ながら飽き性な性格を根本から治す治し方、というのは存在しません。

というのは飽き性というのは根本的な生来の性格だからです。

しかし、本人の意識の向け方をちょっと変えると、周りを振り回したり、後から後悔ばかりするような結果にはならないように工夫することはできます。

ここからは飽き性な性格からくる諸々の被害を防ぐための治し方についてお伝えします。

【飽き性の治し方①】行動する前に目的意識を明確に!

飽き性が原因で起きる被害を防ぐための治し方の1つ目は、新しいものに飛びつく前に、目的意識をしっかりと持たせるということです。

飽き性な人はすぐに今やっていることを放り出して、次の興味を持ったモノへ飛びつく傾向があります。

しかしそれではいつまでたっても今のレベルからは抜け出すことができません。

飛びつく前に、なぜそれを始めたいのか、どのレベルまで行きたいのか、目的意識を持たせてから始めるように誘導しましょう。

目的意識がはっきりとしていれば、飽き性な人は集中力には優れているので、そこまでは飽きを感じても頑張って続けるでしょう。

飽き性の特徴11選! 飽き性の治し方や、向いてる仕事
(画像=pixabay Photo byLoggaWiggler、『lovely』より引用)

【飽き性の治し方②】計画や見積もりは厳しめに!!

飽き性が原因で起きる被害を防ぐための治し方の2つ目は、新しいことを始めたいといった時には、計画や見積もりを厳しめに出す、ということです。

飽き性の人は、新しいものに飛びつくときには、お金や時間の問題などをあまり深く考えずに飛びついてしまいます。

そして後からお金が足りなくなって困ったり、予定が詰まりすぎてがんじがらめになったり、ブッキングして人に迷惑を掛けたりします。

だから始める前に、厳しめの予算と時間の見通しを伝えます。

そしてその中で本当に最後までできるのかを本人にしっかりと考えさせることが大切です。

【飽き性の治し方③】刺激は自分で見つける!!

飽き性が原因で起きる被害を防ぐための治し方の3つ目は、刺激を外から見つけてくるのではなくて、今の自分の身の回りから自分で見つけるようにしてみることです。

今取り組んでいることに刺激がなくなったと感じても、スキルが上がって、はじめとは違う視点でとらえることができるようになっているので、より深いところまで見られるようになっているものです。

そういったところに目を向ける楽しさ、というのを教えて、新しいものに挑戦することではなくて、今あることから自分で刺激を見つける楽しさを見つければ、次から次へとワクワクを探す旅に出なくても済むようになります。