【器用貧乏の意味】心理とは①根性はない
器用貧乏な人の心理の1つ目は、根性がない、ということです。
器用貧乏な人というのは、何でも簡単にすぐにこなしてしまうことができます。
子供の頃から勉強でも運動でも工作でも、少し教えてもらっただけですぐにコツをつかんでしまって、他の子よりも上手くこなしてしまってきたのが、器用貧乏な人の特徴です。
だからコツコツと努力をして、何か1つのことを成し遂げる、という苦労した上での成功体験を積む経験に乏しいのが特徴です。
そのために1つのことをコツコツとやり続ける、という根性はない人が多いのです。
【器用貧乏の意味】心理とは②執着しない
器用貧乏な人の心理の2つ目は、執着心がない、というものです。
何でも簡単にこなすことができてきた器用貧乏な人は、次から次へと興味の対象が移ってしまうものです。
前にやっていたものにすぐに飽きてしまって、簡単に次の対象へと移ることができるので、1つのモノに深く執着する、ということがありません。
執着心がないというのは、良い事でもあるのですが、仕事では粘り強さが勝敗を分ける場面もたくさんあります。
そういった場面でも執着しないことが多く、大きなチャンスを逃すことも良くあるのです。
【器用貧乏の意味】心理とは③好き嫌いは少ない
器用貧乏な人の心理の3つ目は、好き嫌いは少ない人が多い、ということです。
食べ物に関しては好き嫌いも多少はあるかもしれませんが、趣味や仕事、人間関係に関しては、好き嫌いがあまりないのが器用貧乏な人の特徴です。
というのは、器用貧乏な人は、とても好奇心が旺盛で興味の幅が広い、という心理的な特徴を持っています。
だから趣味や仕事、人に対して、嫌いかも、という感情を持つよりも先に、『何だろう?』という興味の方が先に立ってしまうので、好き嫌いがないのがいいところですね。