◆ぴのちゃんが暮らしやすいように家も工夫
障害猫はかわいそうと思われることが多いものですが、ぴのちゃんが自力でできないのは排泄のみ。排泄も圧迫排尿は必要なく、お腹をマッサージして内臓の動きを促せば、1回でしっかり出してくれるように。
便秘は食物繊維をフードに混ぜ、週に1回肛門付近をオリーブオイルでマッサージすることで改善されました。
「ソファーや椅子くらいなら、前足を使って登ります。より高所へ行きたい時は体に登ってくるので、抱き上げて家の中でグルグルするんです」
ぴのちゃんと暮らすにあたり、怪我をしたり、体に引っかかってコンセントが抜けたりすることがないよう、飼い主さんはコンセントの位置を見直し。玄関前の扉には30cmほどのバリケードを付けて落下防止をしながら、横方向の行動範囲を拡張。
今後はスロープ式のキャットウォークを作りたいと意欲を燃やしています。