◆旬や若さが亡くなったとき、過去の仕事が新たな役に

釈由美子
――過去の仕事が突然ネットでバズって新たなファンも増えたり、特殊な仕事ではありますよね。

釈:そうですね。特殊だと思います。でもありがたく思っています(笑)。

――特に今回の『Iké Boys イケボーイズ』では、海外ファンに届いてアメリカ映画に出ることとなり、俳優冥利に尽きるのではないでしょうか。

釈:一番うれしいことだと思います。デビューしたての若い頃は時代の流れに乗せていただき、恵まれた環境にいて、お仕事を順調にいただいていたのですが、その後のことは自分が歩いてきた証だと思うんですよね。

旬や若さがなくなったとき、自分の過去の作品がご縁となって新たな役につながっていると思うと感謝の気持ちしかありません。