寒さが深まると、ふと恋しくなるおしるこ。まろやかで優しい甘さの小豆が、モチモチとしたお餅に絡んで…。ほっこりしちゃいますよね。お餅を食べる機会が増えるお正月にもピッタリな、甘~いおやつです。
ですが、甘い=砂糖が気になる方も多いかもしれません。そこで今回は、発酵食品ソムリエの資格を持つ筆者もドはまりしている砂糖不使用の“発酵あんこ”の作り方をご紹介。
材料はたったの3つ、お腹にも嬉しいレシピはこちら。
◆砂糖を使わずに作る「発酵あんこ」が甘くて美味しい!
“発酵あんこ”は、茹でた小豆と麹を発酵させて作ります。
使用する材料は、<小豆・米麹・塩>のたった3つだけ。
●小豆
体内の水分を調節、利尿作用によってむくみの解消に働きます。
●麹
米や麦、大豆などの穀物に、麹菌を繁殖させたもののこと。発酵食品に欠かせない5大微生物のひとつ(カビの一種・コウジカビ)。麹は、多種多様な酵素を生み出し、食物の栄養の消化・吸収を助けるほか、ビタミンを生成したり、腸内細菌を元気にしたりします。
この麹が生成する酵素が、小豆にふくよかな甘味を与えてくれるため、砂糖を使わなくても“しっかり”甘いあんこを作ることができるのです。
それでは早速、これらの食材を使って発酵あんこ作りをしていきましょう。