【損得勘定する性格&心理的特徴】4.出世意欲が強い
損得勘定をする人の性格として、出世意欲が強かったり、ランクアップすることばかりを優先する特徴があります。仕事関係での人の付き合い方でもそれは明確で、「自分の出世に繋がるか否か」で、付き合い方を判断することも多いです。
同僚が仕事に関して上手くいかずアドバイスを求めたとしても、自分の得にはならないのでスルー。上司や自分の出世に繋がると判断した相手のお願いは積極的に聞き入れる。こんな感じでは人間関係が上手く行くとは考えにくいですね。
上昇志向が高いことや、出世意欲が強いのが悪いという意味ではなく、自分のルールだけで付き合い方に差をつけたり、ないがしろにすることは、得が無いという意味になります。損をしたくないばかりに意識が行き過ぎると、結果として得に繋がらないという典型的な例ですね。
【損得勘定する性格&心理的特徴】5.要領がいい
仕事上での人間関係でのお話をもう一つ。損得勘定をする人の多くは要領がいいという特徴がみられます。
つまり、自分にとってのメリットを優先して、面倒な作業はなるべくやらないように立ち回るのです。「自分がやる必要がない」という意味合いの説明を延々とし、同僚や部下を辟易させることもあるでしょう。それで相手が面倒な仕事をやってくれれば、自分としては得した気分になれます。
そして、「目立つ仕事」や「出世に繋がる華々しい業績」などには目がありません。同僚を押しのけてでも自分が結果を出そうと躍起になります。損得勘定の要領の良さがひどくなると、人がこなした仕事をさも自分がやったように見せることすらあります。
これでは、人の信用を勝ち取ることは難しいですし、ボロを出さないまま上司の機嫌を取り続けるのも大変な作業になるでしょうね。損をしているか得をしているかは、一目瞭然かと思いますが、どうでしょう。
【損得勘定する性格&心理的特徴】6.忍耐力がある
忍耐力があるというのも、損得勘定をする人の特徴のひとつ。自分のルールに従って行動し、「得になる」機会をジッとうかがうことができます。
普通の人なら、「この辺で手を打とう」と思い妥協する場面でも、損得勘定をする人なら「まだここは待ちの時」だと、忍耐強く待ち続けられるのです。仕事上でも、「自分の得になる」作業では忍耐強く、コツコツ頑張れます。
ある意味において誰よりも我慢強く、一生懸命に作業ができる性格をしています。お客様からのクレームも、「得になる」と判断すれば真摯な態度で応対できますし、嫌いな上司であってもそんな素振りをみせない付き合い方ができるでしょう。
損得勘定をする人は、セールに強い⁈
また、損得勘定をする人は、セール品を購入するのが上手いという特徴もあります。
欲しいブランド品があっても定価では買いません。セールが来る日を忍耐強く待ち続けます。結局、セールにならなかったとしても、「それならそれでよし」と、諦めがつくのも潔ささえ感じますね。
損得勘定をする人は、「損をしない」ことを重点的に考えがちなので、欲しいものが手に入らなかったとしても、「損していない」現状があれば、ある意味満足できる心理を持っています。
【損得勘定する性格&心理的特徴】7.見栄を張らない
損得勘定をする人は、見栄を張るタイプではないと言い切ることができます。周囲の人が自分をどういう風に見ていたとしても、お構いなしなんですね。
良い意味で自分を余計に着飾ることもしないし、自分に必要のないものはハッキリと「NO」と言うことができます。そういう意味でいうと、損得勘定をする人はとても素直であると言えるでしょう。
また、損得勘定をする人の多くは、仕事をする上でも合理的で無駄がありません。自分を優先的に考える傾向はありますが、だからといって人との付き合い方をどうでもよいと考えているばかりでもなく、ある程度の妥協や譲歩する気持ちを持っていることもあるでしょう。
つい見返りを期待する気持ちもありますが、「損をしないのならそれでもかまわない」と割り切れる人もいます。