損得勘定する性格&心理的特徴7選!
「目先の損得勘定で損をする」とか「安物買いの銭失い」なんてことわざは、それらのほとんどが、「目の前にある損と得だけに心を奪われないで」という勧告をしてくれていますよね。
損得勘定をする人の性格や心理的な特徴、そして人との付き合い方とはどんなものがあるのでしょうか。損得勘定を続けていると損をするかどうかを、予測しながらこの先を読んでもらえると嬉しいです♪
【損得勘定する性格&心理的特徴】1.独自のルールがある
損得勘定の基準は、その人自身の価値観に基づいてルールがあるようですね。なにを「得」と思い、なにを「損」と考えるかによって、損得勘定の基準に明確な違いが現れます。
損得勘定をする人で、自分の好きなモノに対しては惜しまないけれど、そうではないモノに対してはお金を一切出したくないという人もいます。また、割り勘分はちゃんと支払うけれど、「奢り分」とか「差額」に対しては出し渋るという人もいる。
だからといって、一般的な「ケチ」とは違い、お金を出すのが嫌なわけではなく、「損」をするのが嫌なんですね。「得」だと感じられるのならば、お金も時間も使う。けれど、「損」と感じるものにはお金も時間も使いたくない。
そして、その損得の基準は人それぞれなわけですが、損をしたくないという気持ちが強いと、手に入れたことがわかりやすい物質的なものに対する執着が強くなりがち。精神面を満たすための投資に対しては、「得した感」が曖昧になることが多いため、無駄だと判断する傾向が強いのでしょう。
【損得勘定する性格&心理的特徴】2.人を信用できない
損得勘定をする人の心理には「人を信用できない」という特徴があります。信じられるのは「お金」だけ。そう豪語する人の内心には、傷ついた経験や、裏切られた傷跡がたくさんあるのかもしれません。
人から与えられる「愛情」を信じられないので、どうしても物質にこだわりを持ちやすくなります。約束をしても守ってもらえる保証が得られないため、人との関わりをあまり持ちたくないと考えがちになります。
こうなると人間関係を築くのに不具合が生じ、仕事にも影響がでることもあるでしょう。「人のため」の行動を「損」だと認識してしまう人は、他人から援助を貰える可能性も少なくなってしまいます。そういう意味においては、結局のところ大きな損をしてしまうかもしれませんね。
【損得勘定する性格&心理的特徴】3.見返りを求める
損得勘定をする性格の人は、何事にも「見返り」を求める傾向があります。人間関係とはお互い支え合って上手く機能するものですが、損得勘定をする人にとっては、「してもらう」ことは当たり前の権利であり、「してあげる」ことには見返りが必要だと感じてしまいます。
大きな視野で判断すれば、支えてもらっていることを理解できるはずなのに、損得勘定をする人は目先の行動でしか判断をしません。「自分ばかり仕事をしている」と思いがちになり、損をしていると勘違いしてしまうのです。
損得勘定をする人は、「してもらったこと」に対する記憶は曖昧で覚えていないケースが多いですが、「してあげたこと」に対する記憶はずっと覚えていたりしますよね。「してあげた」と思っている行為も、実は「お返し」をしているに過ぎないかもしれません。
見返りが無かったと嘆く人もいますが、直接の「お返し」が無かったとしても、巡り巡って返ってくることを知る必要があるでしょう。