香水は、香りだけでなく商品パッケージでも私たちを魅了します。 ひとくちに「香水」といっても、実はいくつかの種類があるのをご存知でしょうか。 ここではそれぞれの香水の種類や特徴、香りの持続時間などについて、詳しくご説明していきます。

はじめに

私たちが化粧品売場などで目にする香水は、その香りとパッケージで私たちを魅了します。 かわいいボトルの香水はインテリアの一部になりますし、香水を自分に使うと気分が変わります。 また、偶然すれ違った人の匂いが気になったこと、ありませんか?

化粧品の一種である香水には、実はいくつかの種類があることをご存知でしょうか。 ここではそれぞれの香水の種類や特徴、香りの持続時間や付け方などの違いなどについて、詳しくご説明していきます。

私たちの生活と香水

化粧品売場の中でも、ひときわ美しいボトルや容器が私たちの目を引く場所、それが香水コーナーです。 日常生活に香水を取り入れることを当たり前とする人がいる一方、職業上の理由や好みの問題で香水を使わない人もいるのではないでしょうか。

しかし香水という形にこだわらなければ、香りは私たちの生活に取り入れられています。 例えば夏場、ワキの下に塗布する制汗剤。無香料のものもありますが、匂い付きのものも多く見られます。 そして近年注目を集めているのが、香りをアピールした柔軟剤や、洗濯の際に入れる匂い付きビーズです。 商品によっては「洗濯機に入れる香水」というキャッチコピーまでついています。

香りは私たちの生活に、さりげなくかつ当たり前のように存在しているのです。

香水のはじまりって?

香水はいったいいつから使われていたのでしょうか。 香水および香料の歴史は、はるか昔からスタートしていたのです。 古代エジプトではミイラの保存や防腐、殺菌のために香料が使われていたというのですから、驚きですよね。 また宗教における儀式で炊くお香も、香水および香料の起源に深く関わっています。

中世ヨーロッパで香料は貿易における重要アイテムだったり、香料ははるか昔から、人々の文化や商業に大きく関わっていました。 そして香水が登場するのは、アルコールが発見された10世紀以降のことです。