会話術を磨くコツ③相手の性格に合わせる
ここから少しずつ会話に入っていきます。どうせ会話をするなら暗い人よりも明るく楽しい人の方が良いですよね。でも、常に明るく楽しい人になると、相手のペースを無視しないといけません。
まず、会話をする相手がどういった性格かおおよそ見極め、相手の性格に合わせる必要があります。それができる事によって、人に好かれる人になったり、モテる人になったりするのです。
例えば、仕事などで交渉する相手が大人しい人だったとしますよね。初対面からずっとハイテンションを維持されると、交渉相手は疲れてしまいます。それによって、成果に繋がらなかったと自分も落胆してしまいます。
また、自分はやっぱり口下手なんだと余計に凹む原因にも。そうならない為にも、相手の性格をおおよそ見極めた上でどんな方法で会話をしていけば良いのかを考えた方が、後々自分が楽になれます。これは仕事だけでなく、人に好かれる方法やモテるコツでもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
会話術を磨くコツ④まず自分の事を話す
初対面では、まず自分が率先して自己紹介しましょうとお伝えしました。しかし、それだけでは実はまだ少し物足りません。
自分の事を自分から話すことによって、相手が、「この人はこれだけ自分の事を話してくれたんだから、自分も話さなきゃ」と、心を開いてくれる準備をします。
タクシーに乗った時、運転手さんから根掘り葉掘り色々聞かれるよりも、運転手さんが少し自分の事を話してくれた後の方が、質問に答える気になりますよね。それと同じです。
自慢話にならないように
ただ、ここでひとつ、注意が必要です。自分の事を話すといっても、自慢話にならないように気を付けてください。
よくある間違いが、武勇伝を話してしまったという例です。一旦話してしまった事は撤回ができません。自分の事を話すといっても、どこの出身で今はどこに住んでいて、といった触りだけで構いません。
会話術を磨くコツ⑤人の事はなるべく話さない
会話の中で本題だけでなく、天気の話題、時事ネタ、話題のネタなど、様々な事が話題に挙がります。たまに、自分と相手以外の第三者の話題になることもありますよね。
ですが、なるべくこの第三者の話題は避けるようにしましょう。なぜなら、もしその第三者が共通の知人だった場合、話題にされた第三者の見方が自分と相手では違うこともあり得るからです。
悪く言ったつもりはなくても、相手には悪く言ってると捉えられてしまう場合もあります。なるべくなら人の事は話さないようにした方が安全です。
悪口は御法度
わざと悪口を言うことは、絶対に避けるべきです。全ての関係性を壊してしまいます。
また、悪口を言うような人は、人に好かれるタイプにはなりませんし、モテる人にもなれません。論外です。
もっと言えば、全く関係のない芸能人や有名人、政治家などの悪口を言うのも、心証を悪くしてしまいます。悪口などマイナスな話題よりも、楽しい話題で終わらせておきたいものです。
会話術を磨くコツ⑥質問力を付ける
会話と言えば「質問」。初対面でも仕事でも恋愛でも、まずは質問をしなければ始まりません。簡単に言えば、質問力を身に付けましょうという事です。
実は、これがいちばん難しいことなのです。では、具体的にどんな質問方法があるのかを見ていきましょう。
【会話術】オープンクエスチョン
質問する方法として、オープンクエスチョンというのがあります。
どういった質問方法かというと、例えば「今日は何をしますか?」と聞かれたら、「今日は午前中に〇〇をして、午後から〇〇をして…」と、自由に答えることができる質問です。
オープンクエスチョンばかりをしてしまうと、相手にストレスを与えてしまいますので、気を付けてください。
【会話術】クローズドクエスチョン
そしてもうひとつの質問方法(技)が、クローズドクエスチョンです。
これはどういった質問方法かというと、「今日は午前中は〇〇をするんですよね?」と、イエスかノーでしか答える事ができない方法です。
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを上手に使い分ける事によって、相手への質問がスムーズにできるようになります。
使い方としては、オープンクエスチョンの方をクローズドクエスチョンよりもやや多めの方が嫌な感じがしません。クローズドクエスチョンばかりを使ってしまうと、相手に強制感を与えてしまうので注意が必要です。