ここでも小泉進次郎の恋愛話が出てくる。当時NHKで夜のニュースを読んでいた女子アナが、彼との関係に悩んでいたという。

「小泉氏からのアプローチを受け親密な関係になりましたが、いくら逢瀬を重ねても彼女になれないと嘆いていた。関係が切れるとAアナはショックを受け、その後、海外に転出。以降、アナウンス室では『進次郎には気をつけるように』とのお触れが出た。総裁選が佳境に入れば、他局も含めて『女子アナ包囲網』が敷かれ、暴露合戦が始まるでしょう」(NHK局員)

 小泉進次郎といえば、女子アナを含めた女性問題か、妻の滝川クリステルの尻に敷かれているという話ばかり。

 こういう人間が総理候補ナンバー1というのは、笑止千万だ。

 文春によれば、石破茂は経済オンチだそうだ。

 企業経営者でつくる「日本取締役協会」というのがあるそうだ。変な会だね、「取りしまられ役会」というほうがぴったりくるがね。

 そこで石破が呼ばれ話をしたそうだ。それが、経済オンチ丸出しだったというのである。

 彼はキャンディーズが好きだが、最近はサザンが好き。だが、チケットがセカンダリー(転売)で、どんどん値上がりしている。それは「今の日本株が上がったり下がったりするのに一喜一憂しているのもそれと同じでね……」と話を継いだというのだ。

 私も石破に負けない経済オンチだが、この論理は全く理解できない。誰かその場にいた人間が、「それはどいうことなのか説明してくれ」といわなかったのか?

 石破は文春に対して、それは、「株が上がっても経済と直結しないということをいいたかったのだ」と説明している。わかったようなわからない話だ。

 石破は読書家である。他の議員たちとのつまらない付き合いがないから、時間はたっぷりある。だが、読書で得た知識と、現実に起きていることとは直結しないことはままある。

 それをわかりやすく有権者に説明するのが政治家の責務でもある。政治家は独りよがりになってはダメだ。