以上の3つのヒントから考えてみてください。
「瓶子」の読み方、正解は・・・
正解は
「へいじ」
です!近年は「へいし」とも読まれています。
「酒を入れる器」のことをあらわしていますが、一般的な酒器としては注ぎ口が小さいという理由から鎌倉時代以降あまり使われなくなり、「徳利(とっくり、とくり)」に代わっていったそうです。
現在では、主に神棚にお神酒をお供えする時に使われています。
「子」の意味
「瓶子」のように物の名前に「子」がついていることがありますよね。「椅子」「扇子」などはよく見かけるのではないでしょうか。
「子」という漢字は「こども」「人」「人の敬称」「小さいもの」「十二支の1つめ」などの多くの意味を持っていますが、その中に「物の名の下に添える語」という意味があり、「瓶子」もこの意味で使われています。このような使い方は「接尾辞」と呼ばれています。
神棚を見ることがあったら「瓶子」の読み方を思い出してみてくださいね。
最後はこの漢字!「驚破」
「驚破」を何と読みますか?
「きょうは」以外の読み方で答えてくださいね。
早速ヒントを見てみましょう!
「驚破」の読み方のヒントは?
1.「驚破」をひらがなにすると、2文字になります。
2.「驚破」をフランス語にすると「on y va!」、イタリア語では「Dai!」がニュアンスの近い言葉となります。
3.『それはまるで、驚破という一瞬が、』山本周五郎「山彦乙女」より引用
正解は…
正解は「すわ」でした!
「驚破」とは、「ああ!」「ややっ?!」など、突然のことに驚いて出す感嘆符です。
また、「さあ!」「ほら!」「そら!」といった相手を促したり注意を引きつけて驚かせる言葉でもあります。
「きょうは」と読んでも「素破」と書いても正解ですよ。
日常会話で使うことはあまり無いですが、新聞や雑誌のニュースでは「すわ一大事」「すわ大パニック」などと、今も用いられます。