◆看護師の母が「心配だから、がん専門の病院で診てもらおう」
Aさん:看護師である私の母にも相談したら、「心配だから、がん専門の病院で診てもらおう」と、わざわざ別の県にある病院にセカンドオピニオンに連れて行ってくれました。
そこで検査を受けたところ、悪性だとだと分かりました。腫瘍は4cmくらいまで大きくなっていました。それまで大きな病気をしたことがなかったのですごく怖かったし、どうしていいか分かりませんでした。
――お母さまが別の病院へ連れて行ってくれたのには、何か理由があったのでしょうか?
Aさん:母が医療従事者で、元々心配性だからだと思います。当時、私は体調不良もなく元気だったし、実際には腫瘍は大きくなっていたものの、人から指摘されないと自分では気づいていませんでした。
「甲状腺の異常」についても私は理解できていなくて、扁桃腺のことだと勘違いしていたんです(笑)。だから母が別の病院に連れて行ってくれたおかげで悪性だと分かって、本当に良かったです。