◆「まさか自分が」20歳でがんになった女性の経験談

一般社団法人「AYAがんの医療と支援のあり方研究会」のスタッフで、20歳で甲状腺がんを発症した女性・Aさんにもお話を聞きました。

Aさん:当時は地元から離れた大学に通っていました。学生生活は何かと忙しく、大学の健康診断は毎年サボっていました。でも3年生の時たまたま友人に誘われて健康診断を受けたところ、甲状腺の異常を指摘されたんです。

それで近くの病院で再検査を受けたんですが、「腫瘍は良性だと思うから大丈夫だよ」と言われました。