「疲れが取れない」と悩んでいる方はいませんか?慢性的に疲れがあって元気が出ないというのはとても辛いことです。そんな疲れた時はコレ!と言える元気が出る食べ物・飲み物とレシピを紹介しています。元気が出る食べ物・飲み物を摂取して、毎日元気よく過ごしましょう。
「疲れが取れない」そんな日はありませんか?
「疲れが取れない」「何だか身体が重い」「やる気が出ない」「精神的に落ち込む」と悩んでいる方はいませんか?
身体が重く、眠っても疲れが取れない…。
身体や精神的に疲れが溜まっていて、元気が出ないというのは辛いことです。仕事に集中できないのはもちろん、趣味の時間、恋人との時間も十分に楽しめなくなってしまいます。
疲れを感じる=身体に必要な栄養素が足りていない
慢性的に疲れがあって元気がない状態とは、病気ではない限り、身体に必要な栄養素が足りていない状態のこと。慢性的な疲れを取るためにはバランスよく食事を取って、自分に足りない栄養素を取り戻すことが重要です。
しかし、身体が疲れていると「料理するのが面倒」で、お惣菜やコンビニ飯で済ませてしまうという方も少なくないでしょう。1人暮らしであればなおさらですし、女性の場合、コンビニスイーツやコンビニサラダだけで食事を済ませるという方もいるかもしれませんね。
ただ、それでは時間や手間を省けても、身体や精神面の疲れは取れず、延々と疲れが蓄積されていってしまいます。
最近ではコンビニでも手軽に様々な食材・食品が手に入ります。変わった食材・食品を使って、変わった料理を作る必要はありません。
自分に必要な栄養素を意識した料理を作るのが一番ですが、それがどうしても難しい状態であれば、せめて自分に必要な栄養素を意識して、お惣菜やコンビニ飯を選ぶように心掛けましょう。
元気が出る栄養素とは?
慢性的に身体や精神面に疲れがあって元気がない状態とは、病気ではない限り、身体に必要な栄養素が足りていない状態のこと。
食事を取って、自分に足りない栄養素を取り戻すことが重要です。
女性は生理や妊娠を経験するためホルモンバランスが乱れやすいです。また、ダイエットとして自主的に食事制限をするという女性もいるでしょう。
女性の身体の仕組み上、そして女性の美的感覚上の問題で、「毎日を元気よく過ごすために必要な栄養素」が男性よりも不足しやすいのです。
まずは自分には「栄養素が足りていない」と自覚・意識することから始めましょう。
自分に足りていない栄養素を特定するのは難しい
ただし我々は医者でも栄養士でもありません。具体的に足りていない栄養素を特定するのは難しいです。
「不足すると疲労を感じやすくなる栄養素」つまり「摂取すると元気が出る栄養素」こういった栄養素は、複数存在しています。
この複数存在している栄養素の中から、どれが自分に足りていないか特定するのは不可能です。
サプリメントで補おうと思っても、具体的にどんな栄養素が足りていないか特定できなければ、サプリメントを選べませんし、間違ったものを選べば疲労回復の効果はありません。
栄養は、毎日の食事からバランスよく摂取するように
つまり、「不足すると疲労を感じやすくなる栄養素」・「摂取すると元気が出る栄養素」を全体的にバランスよく摂取することが、疲れた身体や精神を癒すことにつながるのです。
自分に足りていなさそうな栄養素を片っ端からサプリメントで補うこともできますが、どこか不健康な印象です。できることなら毎日の食事で、新鮮な食材からおいしく楽しく摂取できると良いですね。
元気が出る食べ物・飲み物ランキング 11選
元気が出る食べ物・飲み物だからといって、その食べ物・飲み物1種類だけを飲食し続ける「偏食」をしていては意味がありません。
たとえば、サラダや果物中心の食事をしている人は、たんぱく質やマグネシウム不足になっているかもしれませんが、一方で大体のビタミンは摂取できています。
疲労回復に効果があるからといって、さらにビタミンを取っても意味がありません。自分に足りない栄養素であるたんぱく質やマグネシウムを摂取しなければ、疲労回復にはならないでしょう。
「不足すると疲労を感じやすくなる栄養素」「摂取すると元気が出る栄養素」のうち、どれが自分の身体に足りていないのか特定できない以上、今回挙げている「元気が出る食べ物・飲み物ランキング 11選」をバランスよく毎日の食事に取り入れるようにしましょう。
ランキングの基準は4つ
①1つ目のランキングの基準は、「不足すると疲労を感じやすくなる栄養素」「摂取すると元気が出る栄養素」がバランスよく含まれていること。つまり多くの人に当てはまりやすい「元気が出る食べ物・飲み物」であることが第一条件です。
②2つ目のランキングの基準は、「気軽に食べられること」。こちらもランキングに反映しています。疲れているときには料理はあまりしたくないですよね。なるべく料理をしなくても飲食可能な「元気が出る食べ物・飲み物」を上位に配置しています。
③3つ目のランキングの基準は、元気が出る栄養素が「消化吸収しやすくなる補助的な効果」があること。さまざまな食品と食べ合わせやすいものが多めになっています。小食な女性だと「元気が出る食べ物・飲み物」をたくさん摂取することは難しいですよね。「消化吸収しやすくなる補助的な効果」を一緒に摂ることで効果的に栄養素を摂取することができます。
④最後のランキングの基準は「美容効果」も期待できることです。今回のテーマにおいてはおまけ的な要素ですが、女性にとっては重要なことですよね。
【元気が出る食べ物・飲み物】①バナナ
元気が出る食べ物・飲み物①は「バナナ」。
バナナの良いところは、何といっても食べやすさ。未調理で食べられるため、忙しい朝でも、1人暮らしの女性でも気軽に取り入れられます。苦い緑黄色野菜を飲み物・スムージーとして摂取しようとしたときにも、バナナを加えるだけで甘味が出て飲みやすくなります。
朝からがっつりは食べられない、病み上がりで元気がないという際にも大活躍な食べ物です。
バナナには食べやすさ以外にも、「栄養バランス」にとても優れています。ランキング1位の最大の理由です。
1つ1つの栄養素を見ると、もっと優れた野菜や果物があることもありますが、バナナ1本に含まれる栄養素の多様性は目を見張るものがあります。
たくさんの食材を用意し少しずつ食べることが難しい、元気が出ることに即効性を求める場合には、バナナほど最適な食べ物はないでしょう。
脳に必要なエネルギー補給ができる
バナナには、身体のエネルギーの元となるブドウ糖・果糖が多く含まれています。糖質と聞くと太りそうだと思うかもしれませんが、人間は生きていく上では糖質が必要不可欠です。
身体は脂質を消費して動かすことができますが、脳は糖質だけをエネルギーとしており、代用がありません。脳に十分な糖質が行かないと、集中力が途切れたりイライラしたり、意味なく不安になったり、強い眠気に襲われたり…。精神的に疲れやすくなります。
頭が疲れたときには甘いものが良いというのは本当ですが、糖質の種類によっては余計に疲れやすくなることがあります。
血糖値の変動が緩やかに行われる
バナナに含まれるブドウ糖・果糖は時間をかけて消費されていくため、急激な血糖値の上昇を防いでくれます。血糖値は高過ぎても低すぎても体に良くありませんが、特に避けたいのは急激な上昇と降下です。
急激な上昇と降下は、気分を悪くしたり、疲れを感じたり、インスリンの過剰分泌により無性にお腹が減ったりします。
バナナは消費に時間がかかるブドウ糖や加糖を含み、食べ応えがあるので腹持ちも良いので、インスリンの影響を受けて食べ過ぎてしまうということもありません。
ビタミンB群が豊富で、糖質と一緒に摂取できる
また、バナナにはビタミンB1をはじめとするビタミンB群も豊富に含まれています。女性が気になる葉酸(B9)も含まれています。
バナナに含まれているビタミンB群には、そのものに疲労回復効果があるもの、糖質をエネルギーに変えるのに必要になるもの等があります。糖質とビタミンB群を一緒に摂取できるバナナは、まさに元気の出る食べ物であると言えます。
他にも、バナナに含まれるカリウムはむくみ解消 足のだるさなどを排出してくれます。
また、安眠やリラックスするために必要なホルモンの分泌を助ける効果もあり、バナナを食べるとよく眠れ、身体を休めることができます。
【元気が出る食べ物・飲み物】②卵
元気が出る食べ物・飲み物②は「卵」。卵はコレステロールが高めてしまうという印象がありますが、最近の医学ではこれは間違いだという結論が出ています。
持病がない限りは、栄養素的に1日2~3個の卵を食べることを勧めています。
卵は「完全栄養食品」と呼ばれるほど栄養価が高い
卵は「完全栄養食品」と呼ばれるほど、我々が必要とする9種類の「必須アミノ酸」が含まれています。アミノ酸とはタンパク質、細胞を構成するものです。十分なアミノ酸を身体に保有しておくことで、疲れにくい身体になります。
ビタミンやミネラルも含まれているので、夕食に何を作るか困ったときには卵料理にするのも良いでしょう。ただし、ビタミンCと食物繊維だけは他で補う必要があります。
いちごやバナナ、キウイなどの果物、さつまいもやじゃがいも、さやえんどうなどの野菜にビタミンCが豊富に含まれています。デザートや料理に追加したりして、卵だけでは補いきれない栄養素もバランスよく取り入れましょう。
睡眠力UPと美容効果アリ!ただし食べ方に注意が必要
また、卵にはビタミンB群の一種ビオチンという成分には、疲労回復効果以外にも、肌や髪を強く美しくし、睡眠力を高めてくれる効果があり美容効果が期待できます。
ただし、これは卵の黄身だけの話。生の卵白には、ビオチンの吸収を阻害する働き、たんぱく質の消化を妨げる働きがあり、総じてせっかくの卵の栄養素を無駄にしてしまう働きがあります。
卵白も一緒に食べる場合には不透明になるまで加熱調理をしてください。お手軽で人気な卵かけご飯も黄身だけを使うようにしましょう。
食べ方に気をつければ、卵は「完全栄養食品」として「元気が出る食べ物」として最高の効果を発揮します。コンビニでも手に入り、疲れを感じている1人暮らしの女性でも手軽さに食せることから、ランキングも堂々に2位です。