◆幼少期の子どもは誹謗中傷にさらされにくい?

 とはいえ、SNSに投稿した場合、容姿に関する誹謗中傷を寄せられるリスクについてもキチンと確認する必要はあるのではないか。高橋氏は「公開範囲をフォロワー限定にするなどして、不特定多数の目が届かないように公開すれば、誹謗中傷リスクはかなり下がります」と話す。

親子の写真
「公開範囲を適切に限定した投稿で、小さい子どもの写真を見て容姿を批判するコメントを書く人は、ほとんど見聞きしたことがありません。中高生くらいになるとそういった批判を受ける可能性はありますが、特に保護者が投稿した幼少期、小学校低学年の子どもを傷つけるような書き込みを直接する人はまずいません。基本的に子どもに関するハッシュタグを付けた投稿では、『可愛い』と褒め合う場になっている印象ですし、保護者もそういうコミュニティを選んで投稿していると考えられます」

 投稿するSNSの内容、投稿する範囲など、親側がしっかり気をつけていれば、小さな子どもがネットの誹謗中傷にさらされることはまずないようだ。