年収1億円の人は、ミネラルウォーターを頼む

  • 年収300万円の人は、打ち合わせでコーラを頼む。
  • 年収1000万円の人は、打ち合わせでコーヒーを頼む。
  • 年収1億円の人は、ミネラルウォーターを頼む。

一般のビジネスマンの方はカフェや喫茶店で打ち合わせをしていると、コーヒーを頼む人が圧倒的に多いと感じます。

ちょっとダメなビジネスマンだったりすると、コーラやクリームソーダなど、普通に自分が飲みたいものを頼む人も……。

仕事で疲れすぎていて、脳が糖分を欲しているのかもしれませんが。

では1億円の人はといえば、これは圧倒的に「ミネラルウォーター」率が高いのです。

機会があれば、リッツ・カールトンのラウンジで打ち合わせをしている人々を観察してみてください。

笑ってしまうほど皆、1杯約1000円のミネラルウォーターを飲んでいます。

私自身はいつもトマトジュースを頼むのですが、注文を取りにきた店員さんに、サラリーマンの皆さんが判で押したように「じゃあコーヒーを」と頼んでいるのには違和感を覚えます。

考えてみれば、コーヒーというのはあまり打ち合わせ向きのドリンクではありません。

目覚めの一杯にはいいかもしれませんが、打ち合わせが長引いているときに何度もコーヒーをおかわりしていると胃がもたれますし、砂糖を入れたりすれば、糖分の過剰摂取にもなります。

その点、ミネラルウォーターはデトックスにもなるし、何杯飲んでも健康的。あらゆる意味でニュートラルです。「水にお金を出すなんてもったいない」と考える人もいるかもしれませんが、その思い込みはぜひ捨てていただきたいと思います。

普通の会社で働いていると、いつしか「打ち合わせではコーヒーを頼む」のがスタンダードになっていきますが、お金持ちが集まっているところでコーヒーを頼んでみると、確実に浮くはずです。

何も考えずにコーヒーを頼むのは、一種の思考停止。打ち合わせのドリンクひとつとっても、お金持ちはさまざまなメリット、デメリットを考えているのです。

年収1億円の人は、なぜケータイに出ないのか?

水野俊哉(みずの・としや)

1973年生まれ。作家、出版プロデューサー、経営コンサルタント、富裕層専門コンサルタント。現在は自ら立ち上げた出版社2社、飲食業のオーナー業の傍ら、執筆やコンサルティング、出版プロデュース業を営んでいる。国内外問わず富裕層の実態に詳しく、富裕層を相手に単にビジネスにとどまらない、個人の真に豊かな人生を見据えたコンサルティング・プロデュースには定評がある。
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