サインを迫る義兄と、無関心を装う義姉
「そうすると義兄は、親の面倒をずっと見てきたとか、これまでこんなことをしてきた、って色々と理由をつけてきて、いますぐにここでサインをするように迫られたんです」
義姉夫婦は、まるで他人事のようにみかんを食べながらテレビを見て無関心を装っています。K子さんはまさしく孤立無援の状態に立たされました。
「正直夫の実家とはこれ以上関わりを持ちたくなっかたのですが、息子の将来のことを考えて必死に食い下がりました」
しかし、義兄も一度話を出した手前、引くに引けず、口調が荒々しくなってきました。