▲川に面した客室「水波の部屋」

星のや軽井沢を代表する客室「水波の部屋」。池や川に張り出すように建てられた水辺の客室は、非日常感たっぷり。他では体験できない唯一無二の景観と滞在を楽しめます。

▲「水波の部屋」のベッドルーム

今回宿泊した客室は2階で、寝室とリビングを利用して大人数でも利用できるように、仕切られています。ベッドのヘッドボードは和紙で装飾され、部屋ごとにカラーが異なります。

▲天井の小さな窓「風楼(ふうろう)」

2階の客室は天井が高く、梁が剥き出しになっています。「風楼」と呼ばれる小窓を開けると空気が循環し、夏はエアコンをつけなくても心地よい温度を保つことができる仕組み。敷地内に引き込まれた川は本来水力発電のためのもので、施設内の6~7割のエネルギーの一部を賄うほか、「風楼」などでエネルギー利用量を抑える工夫も施しています。

▲リビングルームの外には広いテラスがあります

クッションがたくさん置かれたソファーはベッドとしても利用できて、最大4名まで宿泊可能。全ての客室には時計やテレビがなく、窓を開ければ川を流れる水の音や森を渡る風の音、どこからともなく聴こえてくる鳥たちのさえずりが、リビング内で反響し、部屋いっぱいに満たされます。

▲テラスからの眺め

川には野生の鴨も泳いでいて、非日常感たっぷりの風景を見渡せます。

▲客室にあるヒバの湯船

宿泊したのは7月前半。バスルームには酢橘が置かれていました。ほかに林檎や生姜、5月は菖蒲湯を用意。年末年始はお酒など、季節や行事に合わせ置かれるものも変わります。

▲パウダールーム

星のや軽井沢では、客室の蛇口から出る水も含め浅間山麓の伏流水が利用され、美味しい水を飲むことができます。パウダールームにはアメニティーや基礎化粧品なども置かれます。

山の景色に癒される「山路地の部屋」

集落でも山側の高台にある「山路地の部屋」。木々に囲まれた比較的静かな客室でリピーターに人気なのだとか。窓からは緑豊かな森の風景が望めます。