◆「抗がん剤治療の期間でも元気なら動いていい」と太鼓判

夫が撮影した手術後の私
夫が撮影した手術後の私
 抗がん剤は強い薬で白血球の数が低下し、免疫がガクンと落ちると聞いていたので「そもそもそんな免疫がガタ落ちの状態で、激しいダンスなんかして大丈夫なのかな?」という疑問もぶつけてみました。

 するとKさんは「抗がん剤治療の期間でも、元気ならどんどん動いて大丈夫ですよ!」と太鼓判を押してくれました。そしてこれから始まる抗がん剤の概要についても教えてくれました。

 個人によって治療内容に差があるのではっきりとは言えないけれど、一般的に乳がんの治療で使われる抗がん剤であれば、わたしの発表会の時期に使われるものはおそらく「3週間に一度」のサイクルで投与するものだそうです。

 打って数日間は倦怠感が出やすく、だいたい一週間後に白血球数が大きく下がる。そこから徐々に白血球の数が戻ってくるのが2週間後なので、理屈としてはそのタイミングが一番体調の良い時期のはず。

 担当医師と相談し、そのスケジュールに合わせて、いちばん元気であろうときに発表会が当たるように相談してみたらどうかしら? と提案してくれました。