13. 鳥海湖(山形)
”出羽富士”ともよばれる、山形県と秋田県にまたがる標高2,236mの山。日本百名山の一つに数えられており、その自然のパワーで人々の生活にたくさんの恵みをもたらしてきた山です。
5合目までは、山形県遊佐町〜秋田県象潟町までを結ぶ総延長34.9kmの観光道路「鳥海ブルーライン」が整備されているので、気軽に訪れることができます。5合目でも標高1,100mに位置しているため、かなりの涼しさが感じられるとともに、展望台からは眼下に奈曽渓谷を望む絶景も楽しめますよ。
14. 八幡平(岩手)
秋田・岩手両県にまたがる八幡平は、良質な温泉が複数湧出しており、様々な泉質・効能を堪能できる名湯・秘湯揃いのエリア。秋田・岩手両県を結ぶ26.4kmの山岳観光道路「八幡平アスピーテライン」が通っており、八幡平山頂まで一気に駆け抜けるドライブが楽しめます。
八幡平山頂付近は標高1,600mに位置するため、8月の平均気温でも20℃ほどと、かなり涼しく感じるスポット。車で八幡平山頂レストハウスまでたどり着いたら、展望台からの景色を眺めながらゆっくり過ごしたり、周辺を散策するのがおすすめです。
レストハウスのすぐ脇からは、八幡沼・ガマ沼展望台~八幡平頂上を目指すトレッキングコース「八幡沼・ガマ沼展望台コース」も。1周すると2時間ほどかかりますが、爽やかな空気の中を歩けるので、体力に余裕がある方はぜひトライしてみてくださいね。ただし天候によっては、風が強かったり、冷え込んだりすることもありますので、上着を持っていくようにしましょう。
15. 銀山遊歩道・延沢銀坑道(山形)
山形の名湯・銀山温泉の温泉街から続く、清流沿いにある銀山遊歩道。遊歩道の入口で川原に降りると白銀の滝があるほか、遊歩道をそのまま進めば、銀の採掘をしていた昔の坑道跡や白銀公園へと続いています。
白銀の滝は、約22mの高さからほぼ直線的に落下し、滝つぼまで行くことができます。滝までであれば下駄でも歩くことができ、温泉街の散策ついでに見られるのも嬉しいポイント。
遊歩道を進んだ先にある延沢銀山の跡地「延沢銀坑道」は、洞内が20℃以下と一定温度が保たれている、さらなる涼スポット。照明設備も整い、見学用の通路も整備されているので、真夏には自然のクーラーの中で見学ができますよ。