4. 那智の滝(和歌山)
栃木県の「華厳の滝」、茨城県の「袋田の滝」とならぶ日本三名瀑のひとつ。滝の落ち口の岩盤には3つの切れ目があり、三筋になって落ち始めることから「三筋の滝」とも呼ばれています。落差133m、滝壺の深さは10mと、一段の滝としては落差日本一!流れ出る水の量はなんと毎秒1トン程度にも及ぶといわれ、まさに圧倒的なスケールを誇ります。滝周辺では、滝しぶきもありかなり涼しく感じられますよ。
5. 河内風穴(滋賀)
入口は高さ1mと、腰をかがめてくぐるほどの小ささですが、洞内は3層構造で総延長は10,000m以上、総面積は1,544㎡と全国第3位の大きさを誇る鍾乳洞。洞内温度が一年を通して12℃から13℃と一定のため、夏はかなり涼しく感じられます。
観光用に見学できるのは入口から200mの1階と2階の部分で、手すりをたよりに進んで行くのが探検気分を味わえると評判。途中せまい部分や急な梯子があり、なかなかスリリングです。ですので必ずスニーカーなどの歩きやすい靴で、そして動きやすく、汚れても大丈夫な服装でおでかけくださいね。
6. 嵐山 竹林の小径(京都)
嵐山の野宮神社から大河内山荘へとつづく約400メートルの小道沿いの、高さ5~10mの竹が連なる風情のある通りです。世界遺産である天龍寺の北門とも隣接しています。
背の高い竹に太陽が遮られるので、竹林の中に入ると一瞬にして涼しい空間に。人気スポットのため日中は混雑することも多いので、昼の時間帯をずらして訪れるのがおすすめ。
7. 箕面公園/箕面大滝(大阪)
箕面(みのお)公園は、箕面市の「明治の森 箕面国定公園」内にある自然公園です。渓谷沿いに「滝道」と呼ばれる遊歩道が整備されており、市街地より少し涼しいため、夏に涼を求めて訪れる人も多く見られます。
遊歩道を約2.7キロ歩くと、大きな「箕面大滝」が見えてきます。落差が33メートルあり、「日本の滝百選」や「日本百景」にも選ばれています。轟々と流れ落ちる迫力のある滝を間近で眺めることができ、心身ともにリフレッシュされますよ。
遊歩道沿いには、カフェなどの飲食店や、足湯もあります。滝までは少し距離があるので、散策の前後に立ち寄って休憩するのも良いでしょう。