京都の夏の風物詩・川床で涼める「貴船エリア」や、落差133mの名瀑「那智の滝」、標高1,100mにある絶景スポットを擁する「びわ湖バレイ」など、暑い日に避暑に訪れたい、関西の夏でも涼しい場所をご紹介します。
1. 貴船神社(京都)
貴船エリアは、標高なども影響して京都市内よりも気温が5〜10℃ほど低いため、避暑地として人気。なかでも貴船神社はエリアを代表する観光スポットで、京都の水を司る神様として有名です。石段の参道は、木々の緑と朱色の灯篭のコントラストが美しく、フォトジェニックだと注目を集めています。
貴船エリアでは、京都の夏の風物詩「川床」も楽しめます。とくに貴船の川床は水面が近く、涼しく心地のいい時間を過ごすことができますよ。
2. 洞川温泉・みたらい渓谷(奈良)
“関西の軽井沢”とも呼ばれ、避暑地として知られる奈良・洞川温泉。修験道の聖地・大峯山のふもとにある、かつて秘境地だった温泉地で、温泉街にはレトロな雰囲気の温泉旅館に食事処、お土産屋さん、喫茶店などが並び、昔ながらの趣を残しています。
大峯山から流れる清流・山上川に沿ったみたらい渓谷には、天川村~洞川温泉まで続くおよそ7kmの遊歩道が整備されており、渓谷美を堪能しながら夏でも涼しくハイキングが楽しめます。
3. 三千院(京都)
左京区大原の自然豊かな場所にある天台宗の寺院。最澄が比叡山東塔に三千院(三千院門跡)を建てたのがはじまりで、明治維新後にこの地に移りました。山に囲まれている立地のため、京都の市街地よりも3~5℃ほど気温が低くなっていて、夏でも涼しく過ごせるスポットです。
境内にある「聚碧園」と「有清園」の2つの庭園は三千院の見どころの一つ。特に有清院は、青苔と杉やひのきの木立ちが美しいことで有名となっています。清々しい景色を眺めながら、心静かな時間が過ごせそうですね。
【こちらの記事も読まれています】