星野書房は、『受験・大人の学びにも使える IT・通信の歴史図鑑』を8月7日(水)に刊行した。

著者は、関東通信工業代表・取締役の玉原輝基氏、日本女子大学・大学院で児童心理学・児童文学を研究している星野友絵氏だ。

通信の進化をマンガやイラストでわかりやすく解説


『受験・大人の学びにも使える IT・通信の歴史図鑑』は、今年で40年続く通信会社の社長が「通信があるから人と人はもっとわかり合える」という想いのもと、先史時代から現代まで、日本と世界の「通信・IT」の歴史をぎゅっと一冊にまとめた書籍で、子ども向けに制作されている。

のろし・恋文・モールス信号・電話・ビデオ通話・SNSなど、通信の進化をマンガやイラストでわかりやすく解説。夏休みの自由研究にも、受験対策にも、大人の学び直しにもおすすめの一冊だ。

小学校低学年も読める内容

また、同書は全ての漢字にふりがなが振られており、小学校の低学年からでも読むことができる。

「情報化社会」といわれている現在、日常生活において情報の重要性はますます増加するだろう。同書は、小学生・中学生・高校生・大人でも誰でも楽しく読めるように、イラストやマンガでわかりやすく解説しているのが特徴だ。

情報や通信の歴史を知ることで、現在を生きる人々がいかにIT・通信の恩恵を受けているかがわかるはず。平安時代の恋文、文通、電話、ビデオ通話、現代のSNSなど、「通信が便利に進化してきた歴史を通じて、子どもたちに人とのコミュニケーションの大切さを知ってほしい」という想いから、著者は同書の執筆に至ったという。

各章をチェック


第1章は『「通信」ってなんだろう? の巻』で、内容は「情報」のはじまりは「言葉」のはじまり、遠くにいる人に情報を伝えたい!ほか。第2章は『昔の人はどうやって遠くの人に情報を伝えていたの? の巻』で、内容は「太鼓」や「狼煙」は情報を伝える通信手段!?、聖徳太子の時代から使っていた手紙ほか。第3章は『戦いによる通信技術の進歩! 戦国時代の通信 の巻』で、内容はナポレオンも使っていた「腕木通信」!、戦国時代に使われていた「通信」って何?。