北海道・洞爺湖エリアの人気観光スポットのひとつ、「有珠山ロープウェイ」!雄大な火山を楽しめる遊歩道や見晴らしのいいテラス席からの眺めは必見♪さっそく、詳しくご紹介していきます!
有珠山って、どんな山?
北海道・洞爺湖エリアに位置する「有珠山」は、20世紀に4回もの噴火を記録した活きている火の山です。
1910年の北麓の噴火では明治新山を形成し、1944年~1945年の東山麓の噴火では現在でも観光スポットとして人気の昭和新山を形成、1977年~1978年の山頂火口原での噴火では有珠新山が誕生しています。
そして一番記憶に新しい2000年の噴火は西麓で発生し、周辺地域に泥流などが流れ込み、居住区を壊滅させました。
被災した町の様子は、金比羅火口災害遺構散策路や有珠山西山山麓火口散策路で現在でも見ることができ、当時の噴火の恐ろしさをなまなましく伝えています。
ですが、この2000年の噴火の際は、事前に噴火予測が発表されていて、住民はそれに従って避難。こんなに大きな噴火だったにも関わらず、なんと一人の死者もけが人も出ていません!
有珠山は世界で初めて事前非難に成功した火山としても知られています。
地元ではこの火の山と上手に共生しながら、有珠山がもたらしてくれる美しい景色や温泉をうまく活かし、道内でも人気の観光スポットです。
雄大な火山の数々や美しい景色を見に、ぜひ有珠山エリアを訪れてみてはいかがでしょう?
昭和新山や有珠山の火山を堪能!有珠山ロープウェイに乗ろう
そんな有珠山の噴火に伴って形成された山々や景色を気軽に楽しめるのが、今回ご紹介する「有珠山ロープウェイ」!
昭和新山山麓からロープウェイが出ていて、わずか6分で有珠山山頂駅までアクセスすることができます。
ロープウェイをおりてすぐお隣には、昭和新山の山肌や洞爺湖を眺めながらカフェタイムを過ごせる有珠山テラスがあるほか、そこから徒歩7分ほどで行ける火口原展望台もあります。
展望台までの道のりはしっかりと整備されていて歩きやすく、迫力ある有珠山火口原をより近くから見ることができます。
その更に奥には有珠山外輪山遊歩道入口もありますが、ここからは登山道に接続しているので、装備が必要です。
装備がない方や体力に自信がない方は有珠山山頂駅まで戻り、絶景を見ながら休憩ができる「有珠山テラス」がおすすめ!
カフェも併設されていて、開放的なテラス席から昭和新山や洞爺湖、遠く羊蹄山を眺めながらドリンクやスイーツなどを楽しむことができます。
雄大な火山や絶景を気軽に満喫することができるので、ぜひ有珠山ロープウェイを訪れてみて下さいね!