◆千葉雄大とは一緒にキャンプに行く仲

――30代半ばに入り始めましたが、同年代の俳優さんを意識することはありますか?

千葉雄大とは一緒にキャンプに行く仲
永山「ありますよ。僕なんか知名度も低いですし、周りの役者は有名だったり稼いだりしていて羨ましいです。僕は人気もそんなないし」

――そんなことないですよ! 共演者と親しくなることはありますか?

永山「滅多にないんですけど、WOWOWの『ダブル』で共演した千葉雄大くんとは親しくなりました。すごく面白い人です。僕と千葉くんは誕生日が2日違いなんです。キャンプに行ったことがないと言っていたので、キャンプグッズをあげて誘って、一緒にキャンプに行きました。同業者ですから、意識するところも当然あるんですけど、でもすごくリラックスして話せる人です」

◆「替わりなんていくらでもいる」

――同年代を意識もするとのことですが、自分を奮い立たせるような言葉はありますか?

「替わりなんていくらでもいる」
永山「『帰る場所はない』とか、『お前の替わりなんていくらでもいる』とか」

――それで発破をかける?

永山「そういう方向のほうが、自分にとっては火をつけやすいんです。20代のころは結構本気で落ちていましたけど。感情的になったり。でもそういう時期ですし。30代に入って落ち着てきました。40くらいでまた落ちるかなと思いますが、それも普通にあることなんだろうし、20代で落ちた時に抜けられた経験もあるし。それに『替わりなんていくらでもいる』と言いましたが、やっぱりどこかで『俺が一番』という思いも密かに持っているんですよね。みんながそうだと思いますけど」