13.釧路湿原国立公園
道東の太平洋から内陸に向かって広がる、東西最大幅25km、南北36kmもの広大な湿原で、釧路市、標茶(しべちゃ)町、鶴居(つるい)村、釧路町の4つの町村にまたがっています。
人の生活圏から離れているため、特別天然記念物に指定されているタンチョウや湿原ならではの動植物も多く、それらの観察を目的とした展望台や散策用の木道、ノロッコ号なども整備されています。
公園内には展望台がいくつかありますが、細岡展望台からは湿原を象徴する釧路川の大きな蛇行と美しい夕日が見られるので特に人気があります。
14.地球岬
室蘭市にある太平洋に突き出た岬。岬周辺は100m以上の断崖が14km続く景勝地で、岬の先端にたつチキウ灯台は海抜130mに位置しています。断崖の上にある展望台からは、太平洋の雄大な景色が一望できます。
「北海道の自然100選」や「あなたが選ぶ北海道景勝地」などでも1位になっている、北海道を代表する観光スポットの一つです。
15.屈斜路湖
北海道ではサロマ湖に次ぐ2番目に大きい湖で、カルデラ湖としては日本最大の大きさを誇る淡水湖。湖畔からは日本一の大きさを誇る中島に遮られ、全貌を見ることができないほど大きな湖です。
周辺は火山地帯となっているため温泉も多く湧いています。屈斜路湖の湖底からもお湯が湧いており、湖岸を掘るとお湯が出てくる「砂湯」が人気です。ベンチのある場所で砂を掘ると、自分だけの天然足湯の出来上がり!夏場は、水着を着て野天風呂を楽しむのもデートにおすすめです。
16.オシンコシンの滝
日本の滝百選であるとともに、知床八景にも認定されている迫力ある滝。真正面から見ると途中で2つに分岐していることから「双美の滝」とも言われています。滝の中ほどの高さまで階段で行くことができ、飛沫を浴びるほど間近で見ることができます。
滝の美しさはもちろんのこと、滝の上にある展望台からの眺めも絶景。オホーツク海や知床連山を見渡せるほか、冬には接岸した流氷がオホーツク海を埋め尽くす白い大海原を眺めることができます。