◆「病気やケガの時も気分よくいられる靴を履きたい」のはわがまま?

サポーターを装着した足
サポーター期間用の靴を探してみたが…※写真はイメージです
 正確に言うと、あるにはあるのですけれども、いかにも病人じゃない感じとか、サポーターが必要なくなっても普通に履けるなど、いろいろ条件をつければつけるほど、そんな靴はありません。

 服も靴も、ケガや病気ではない、健康な人を想定して作られています。しかし健康な人がいる一方、健康ではない人もいるし、あるいは健康ではない時期もあります。

 そして健康だろうが、健康でなかろうが、私たちは服を着て、靴を履いて外出しなければなりません。それは現代社会を日本で生活する人たちの逃れられない宿命です。

車いすに乗った女性
病気やケガをしている時期も、気分よく過ごせるアイテムを身に着けたい※写真はイメージです
 病気をしたり、ケガをしたりしている時期も、自分が気分よくいられる服を着たり、靴を履いたりしていたい。そう考えるのは、わがままなことでしょうか。私はそれほどわがままなことでもないと考えます。

 なぜなら、どう考えたって気分よく過ごしたほうが治りも早そうです。それに不機嫌な病人よりも機嫌がいい病人と接するほうが、周囲の人も楽でしょう。